2009年6月29日 (月)
2009年5月17日 (日)
2009年5月16日 (土)
2009年5月14日 (木)
2009年4月24日 (金)
2009年3月26日 (木)
見学に来られたのは・・・
少し前までは学校の体験学習や呉服屋の新入社員の研修での見学が多かった気がしますが、最近は工場を見学されるされないは別として、洋服などの有名ブランドの営業やデザイナー、企画の方が多くなったと感じます。
和柄というのは注目を集めていて、日本より海外の方が評価が高いという話も聞きます。
有名ブランドとのコラボで何か作るのか、何か商品を提供するのかというわけではないとは思いますが、こうした日本独自の柄、作業過程などが注目を浴びるというのは喜ばしいことだと感じます。
写真のチョコはお客様から頂いたものです。
今回はこのブランドの方が来られました(^^ゞ
といってもこの会社はお菓子のメーカーではないんですけどねぇ・・・
ごちそうさまでした(^^ゞ
2009年3月 2日 (月)
猫に小判…

2009年2月 9日 (月)
2009年1月13日 (火)
成人式・・・でしたね。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
2ヶ月も更新せず放置してましたね・・・
反省です(>_<)
最近は生地、柄を選んだりすることも増えてはいますが、今までと変わらない柄を染めることが多く際立って書く事もありません(^^ゞ
ですが決して暇ってわけではなくちゃんと仕事してますよ♪
成人式。
振袖を着た女性を見かけました。
和装ってやはりいいものですね!
今年は着物業界にとって激動の年になると思います。
今年の後半までは景気の回復も見込めないと思うし、持ちこたえられる業界関係の会社がどれだけあるだろうか・・・
現に蒸し屋(兼、しごき屋)は6月に廃業すると言っています。
本当に困ったものです・・・
2008年11月18日 (火)
2008年11月16日 (日)
板しごき

2008年9月17日 (水)
ちょっと嫌なこと・・・
某SNSでこんなことがありました。
着物に携わる人がなぜ着物を着ないのか・・・
これはいいとして、それに付け加え、頭悪いんじゃないの???
これに私は「ムカッ」ときてしまいました。
更に訳わからない講釈垂れて、正直ウンザリしてしまいました。
着物を着ない人がいいデザインとかできるわけない。とか、自分が普及に努めなくて人が着ると思っているのか。とか・・・
後者は言いたいことはわかるが、化繊や浴衣なら安くてあるってな言葉。
更に女子高生とかにデザインとか柄をリサーチしたら?とか・・・
正直呆れました(>_<)
馬鹿馬鹿しくって1つ1つ説明する気にもならず、これ以上板が荒れるのがいやだったので放置しましたが。。。
正絹を染める職人が化繊とか着れる訳ないでしょう・・・
これは、売る方にもいえることです。
そもそも正絹にせよ、化繊にせよどういった染めをして生産されているか全く無知で興味のない方がそういったことを言うんですよね・・・こんな方が大きな顔をして物の良し悪しを語るのですから、目も当てられません。
まず、デザインの仕方なんて人それぞれです。
やったことない人に、まして、私の作ったものを見たことない人に何がわかるのか?って思います。
この方たち、いい呉服屋の選び方とか自分勝手に語っています。
着物を着てないとダメ・・・とか・・・
確かに呉服屋であれば店員が着物着ていればいいとは思いますが、商品以前にそういった呉服屋がいいという理由で着物を買うのですから、デザインとか云々言われたくないんですよね。
呉服屋によって入っている得意先なんて違います。
ということは柄も違います。入った呉服屋が気に入らないから買わない。その先入観で入った呉服屋の着物が却下されるわけですから、そんな人たちにとやかく言われたくないって思います。
女子校正にリサーチして、誰が買うんでしょうかね??
浴衣じゃあるまいし。。。
それと化繊だろうが、和装するべき・・・
ふざけんな!!
機械で染められた安価なきものを着るくらいなら手描きや型、絞りで染められた少々値の張るズボンやTシャツを着ているほうがいいと考えています。
もちろん和装も大事ですが、伝統産業に携わってる者として、そう思います。
まだまだ言いたいことはあるのですが、この方達は安かったらなんでもいい、気に入った呉服屋で買い物できたらそれでいい。
和装であればなんでもいい、なんですよね・・・
伝統産業なんかにはまるで興味ナシ!
ようするにどうやって作られているからこの値段になるかってのを考えてないんですよ。
確かにそれでも高価には変わりないですけどね。
和装が流行る=伝統産業の存続 ではないんですよ・・・
正直そう感じた時は結構ショック受けました。
こんな愚痴書きたくありません。もちろんこんな人ばかりではないのもわかっています。
伝統産業が衰退すれば、本物の染めの着物はなくなってしまいます。
化繊や浴衣がダメと言ってるわけではありません。
しかし、それしか流通しなくなったらなんとも寂しい話だな・・・と思います。
少なくともこのブログにきてくれている方は着物が好きで、更に染めや伝統産業に興味があり、理解してくれようとする方ばかりだと思っています。
2008年8月 8日 (金)
痛〜い(>_<)
3日前から板洗いしています。
昨年の11月から1年も経たないうちに板洗い…
それだけサイクルの早い作業が多いってことです。
普通は2年に1回くらいで十分なんですが(^^ゞ
特に帯が多いので荒れるのも中央ばかり。
剣先と尻はきれいなままです…
トロでの地貼りには2通りあり、敷き糊した後、水で糊を浮かせて貼るやり方とトロと言われる糊を水で液体にして薄く板に塗り、生地を貼るやり方がありますが、後者で作業しています。前者の方が板は長持ちして、洗う作業も楽なのですが、敷き糊が薄くなると粘着力は弱くなり分厚い帯生地を貼りつけるのは不向きなためです。更に水を撒いて貼るため、てきぱき作業しないと乾いてくっつかなくなります。
その点後者は楽ですが、作業すればする程トロという糊を塗り重ねていくことになるのでひび割れが起きて、染めに影響を及ぼしてきます。ある程度糊を削ったりして対応しますが一度そのような状態になると長持ちしないので板洗いという作業でリセットしてあげることになります。
2008年7月11日 (金)
噴霧器が・・・
先日作った雪輪の帯、即刻完売でした。
ありがとうございました(^^)
そんなに安いものではないんですけど、気に入っていただけたなら嬉しい限りです!
最近、やたら噴霧器が壊れます・・・
空気を送り込むポンプの中のゴムがかなり傷んでいて、新しいのに付け替えたのですがサイズが違ったようでいきなり抜けたりして・・・
なんとか社内を探し回って、ぴったり合うサイズのものが見つかりましたが、所詮消耗品。
いつまで持つことやら。。。
我々は生地を染めるだけではなく、道具のメンテナンスなど時間を割き行わねばならないことが多々あります。
どん底の着物業界、壊れたからといって新しいものを買う余裕なんてないのが現状です(>_<)
2008年7月 7日 (月)
結城紬の更紗柄の名古屋帯

2008年6月24日 (火)
だから言ってるのに・・・
今日は仕事ほったらかしの屋根の修復・・・
といってもシートをかぶせただけですが、蒸し暑い中結構大変でした(汗)
先日の大雨
で事務所に雨漏りがしてあわや生地や商品が・・・
でして、まだ梅雨も明けてないし台風や夕立など一気に降ることもあるので今のうちに・・・という感じです![]()
つ~か本当にボロボロなんで移転したらいいのにって思います![]()
先日から作っている8寸名古屋帯。
実はやたら短くて1丈1尺5寸しかないのです・・・
折る部分に生地を足すとかして仕立てるしか方法はないんですが、先方さんはそのままでできると勘違いしていたよう・・・
普通は3尺とってそこから1尺8寸の場所が太鼓になるわけですが、そのまま使う場合、全然生地の長さが足らなくて今日、ストップがかかりました・・・
「だから言ってるのに・・・」
こちらは染める前に短いってことを言っていたしそれでもGOと言われたので染めましたがやっぱりです(>_<)
そのままの仕立てでは寸法が足らないので織り込む部分を短くした仕立て方をするようですが(この辺はなんとかなるものです)そうすると太鼓や腹の場所が全然違う場所になり、また柄を置き直さないといけなくなってしまいました・・・
全通なら問題ないのですが、今回はポイントで染めたのでどうしようもないのです・・・
一応データはあるので、仕立てた際の太鼓や腹の位置にちゃんと柄を置き直せばいいだけの話ですが、一旦染めた物を蒸しに出し、生地もまた貼り直して、と非常に面倒・・・
型も片付けたのに・・・せっかく染めたのに・・・
まぁ仕方ないです(^^ゞ
やはり専門職みたいな感じなので同じ着物というカテゴリでも扱うものが違うと知らないことばかりになってしまいます・・・
2008年6月18日 (水)
2008年6月11日 (水)
結城紬の名古屋帯・・・
納期が今月一杯ってことで今、作っているのが他社様の染め出しの結城紬の名古屋帯。
60本くらいあって丁度半分くらいできています。
8寸名古屋、とか、9寸名古屋とかって一体何が違うんだろ??
なんて思っていますが、基本的に太鼓の位置などは同じなんで、ポイント柄の場合はお太鼓と腹。そして全通はそのまま、という感じで染めています。
結城紬なんてめっちゃ贅沢な帯だと感心はしますが、生地は貼りにくいし、剥したら細かい糸くずが板にめっちゃ付くし(どんな紬でも板には付きますが)後の処理が結構大変![]()
しかも今回はしごきが大半なので「かえり」を気にしてポイント以外の場所にも結局柄をいくことになっています。
「かえり」というのは生地質にもよりますが、糸が返るのです。
シゴキの場合地色を糊で染めます。
よって引き染めなどのように裏まで染まったりしないで表面だけ染まります。
生地の表側の糸は染まっていても裏側は染まってない状態で、これらを仕立てた時、縫った場所などの糸が転がって染まってない部分が出て白くなってしまう状態のことをいいます。
仮絵羽して解いたら白くなってる。ってな苦情の大半はこれです。
問題視するほどのことでもないのにあ~だこ~だ言われます・・・
どうしても目立ちますから仕方ないですけどね・・・
2008年6月 5日 (木)
退屈…
とは言っても仕事は山盛りあるんです〓
発送作業が忙しくしごきの色合わせが出来ない状態です。
よって先送りされてしまい、今は別の帯に取り掛かってます。
この帯は数年前に私が2本だけ作った4作目の帯。
少々派手で若者向け、振袖用とか言われました…
二度と染める機会はないと思ってましたが、非常に欲しいと言ってくれる方がいるようです。当時学生だったその方は「この帯でないと振袖着ない〓」とまで親に言ってくれたみたいですが、その時にはすでに違う帯を購入していたみたいで、その後来られた時には売り切れてしまってました。
そして社会人になり、その時の帯が忘れられないと言うことで、時間ができた今、染めています。
ところが2本しか生地貰ってないんで雨降ってる今、糊描いても乾きません(>_<)
扇風機回してますが、糊だけでなく板も湿ってるので…
この時期の作業は雨に大きく左右されます〓
でもその方、本当に買うのかな〓
自分の中で美化してて、こんなイメージではなかった…ってならなければいいんですが(^^ゞ
2008年6月 4日 (水)
その後は・・・
祇園祭の柄が終ってから、来る日も来る日も帯三昧![]()
約2週間で板に貼った帯の本数は180本に達しました![]()
帯芯、帯裏、もちろん表も。
あの柄が終わりどっと疲れがでてたので、先週中頃から腰痛にも悩まされ、地貼りがきつくて・・・
名古屋帯6本。夏用の帯の芯40本 そして裏表必要な袋帯。
まぁこれだけたくさん作って大丈夫なんでしょうかね![]()
と思いますが、値段設定から売れるのはこちらのもの。
同じ日数かかっても祇園祭5反上がらないんですし、安い帯を大量に作る方が・・・なわけですよね![]()
利益はでないし暇かかるではそりゃあ~いった手の込んだ柄を作る機会は格段に減少してしまいます。
それでも作れる時間があっただけよかったですが、他の会社で厳しい状態だったらきっと作ってられないんだろうな。と思います。
でも、もうセット企画の帯は飽きた(>_<)
2008年5月19日 (月)
やっと終った・・・
土曜日にようやく「祇園祭」の柄が終りました。
長かった(>_<)
で、今日は社長の頼まれもののお仕事。
帯なんですが、生地は結城紬。
短いな~って思っていたら8寸名古屋だとか。
どんなだろ?よくわかりません(^^ゞ
シケ引きと紗擦りの帯ですが、こんな生地では紗なんて綺麗に下りないし、さらに染料はいらないしめっちゃ擦りにくく苦労しました。
浸透剤でかなりやりやすくなったものの、使う染料に応じた刷毛がそう都合よくあるわけでもなく・・・
祇園祭りの柄の時も生紬でかなり苦労したので、紬は懲り懲りですわ(>_<)
2008年5月 8日 (木)
2008年4月24日 (木)
いつまでかかるのやら・・・
昨日から祇園祭の柄を5反染めています。
牛首1反、生紬1反、他3反で生紬は雲取りにして、そこに絞りが入ります。
昨日は生地を貼って鍵を打ったりして、アオバナで取り形を取ったりで終了。
今日はカッティングと糸目をカチンで描いてました。
A.B.ステップと呼ばれる型の構成で横に繋がる感じです。
今日は新入社員の研修と思われる見学のお客さんがきてました。
メモをしたり写真撮ったり・・・
緊張するし恥ずかしいです(>_<)
2008年4月21日 (月)
2008年3月23日 (日)
見本布
地色を染めてできあがりな絵羽もありますが、もう一手間加えるものもあり今はその作業をしています。
地色を決める時に使った見本布の写真です。
これらは染料を作る時に糊や汁を作る際にできる副産物です。
白地の切れ端に染料をつけて蒸し、発色を見て色を合わせていきます。
ある程度合わせたら試験をして、色を見て、何が足らないか考え染料を加え、また試験をして・・・を繰り返し決められた色や作りたい色を作ります。
というわけで、こうして溜まった見本布を使い引き染めの色を決めていました。
布がついている見本帳な本もあるのですがそれとは比べ物にならないほどの布があるので今回はこちらから選びました。
色合せの副産物なのでその色数は無数にあります。
合わなければ合うまであわせるので僅かな色の差の見本布が山ほどあります。
例えば鼠色で同じように見えても少し黄気味とか利休気味とか赤み青みだとかの色合いや濃度、明るさと事細かい変化があるのでいざ決めるのは相当悩みます。
また淡い色を引き染めなどをする時は1ランク薄い感じで選ばないと思ったより濃度が濃い状態であがってきてイメージと全く違うってことになりかねません・・・
地色はかなり大切ですし偉いさんが決めてくれたらいいのに。。。
なんて思ってしまいます(^^ゞ
2008年3月22日 (土)
2008年3月14日 (金)
2008年3月13日 (木)
野菜、果物シリーズ?
とりあえず絵羽がひと段落して現在引き染めに行っております。
んで、戻ってから再び柄を置くものもあるのですが、それまで難もしないってわけにいかないので帯、作ってます。
今回はセットとかではなくそれなりに手がかかるものなんですが、やはりそれなりに高価です。
でも見た目はそう見えなくて個人的には良く見えないのですが、意外とお客様には好評なようで足は早いです。
その第1弾は『
サクランボ
』の柄![]()
型は2枚ですが、同じ物を使いまわし4色(身×2、軸×2)です![]()
まず普通に摺って、その後、軸の先端と身をぼかします。
サクランボの数は帯1本で452個ありました。
それを1つ1つぼかすのはさすがに労で腰が・・・
ボカシには写真のような小さな刷毛を使います。
通称『マメ』
普通使うサイズの刷毛を大丸(百貨店ではなく、丸刷毛の大の意)で、仕事で使うのは4つくらいサイズがあり、『マメ』が一番小さいです。
他の仕事ではもっと小さいのも使うのかもしれませんが・・・
染料をカスカスに持ち、刷毛足のかすれたところがぼかしになります。
板場での作業はこの状態で終わりですが、もちろんこれでは商品にならないので、他の白場に志毛引きをします。
2008年3月 6日 (木)
ダック
私は相変わらず絵羽の製作。
染料を作る時に使った後の見本布を見つつ地色を決めてますが、引き染めに出すと1割以上濃度が上がるような感じがして選別にかなり苦労しております。
社長曰く「上品な感じ
」になる様に柄や取り型、そして地色と配色を施しますが地色がダメだと台無しです(>_<)
本当に好き勝手言ってくれます![]()
んで、そんな作業中に他社の別注の襦袢を職人さんが染めていました。
ダックの糊を使っての染めだったんですが、コイツが曲者・・・
とりあえず「クサイ
」
カメムシのあの臭いにそっくりで寒いし室内閉め切ってるのにたまらん・・・
部屋中に充満してました(>_<)
ダックは撥水作用があるもので染料(汁)や糊に混ぜて使われます。
この染料で染めたあと引き染めで裏引きすれば伏せ糊を使わず柄を浮かび上がらせることができます。
しかしそれなりに厄介な染料でズリなどの染め難はきっちり出るし、染が安定しないので我が社での商品では使いません。
誂えでも使えない規定になってたと思います。
2008年3月 1日 (土)
目潰し
さて、擦り疋田の絵羽の続きです。
雲取りの中に擦り疋田を描いたあと、目潰し、又は目取り(面取り)と呼ばれる作業をしています。
もともと疋田鹿子は絞りで表現されていた柄。
それを型で表現するために擦り疋田は生まれました。
というか、型染め自体が手描きや絞りでできるものをより簡単に作れるようにとできたもの。その後独自に発展して今の形になっているものですから・・・
絞りでは柄の端まで疋田が欠けた状態で入らないのでこの作業をしたりします。
まずエンブタをカットした状態で擦り疋田を描きます。
その後こうして再びカットします。
疋田が欠けている部分のみを出して同じ色で擦ります。
2反あったのですが、1反は簡易的な型を作り疋田を拾って擦っていく方法を取りました。
で、こうなります。
カッティングの場合は作業は早いですが、生地を切ってしまう危険性との戦い。
型で拾う場合はカッティングより時間はかかり、細かい疋田を少しづつしか拾って染めれない(ほとんど1つづつ)ので長時間中腰の状態が続き、腰痛に悩まされます・・・
また型の裏に回った染料で生地を汚してしまう可能性もあります。
目立たない作業ですが、一番キツイかも(>_<)
2008年2月28日 (木)
ハイドロ
今日から絵羽を染めています。
10反中3反をまず作っています。
雲の取り型で雲の中に擦り疋田、そして目潰しをして空蒸しして引き染め、その後さらに防染糊を置き、地色を軽く抜いたら出来上がりって感じです。
今日はカッティング(エンブタ)をして疋田を染めてました。
擦り疋田とはいえ3枚しか型がないのではっきり言って楽勝!
でしたが・・・・
時間的には私のスピードではカッティング~擦りまで1日かかります(^^ゞ
しかし最後の最後にガチャをふんでしまいました(>_<)
痛恨の星取りミス(号泣)
合わせ星と送り星を間違えて星を取ってしまいました。
ほんとに最後の1型だったので自宅のパソコンのようにフリーズしてました(>_<)
しかしいつまでも固まってはいられないのでどうしようかってことになりましたが目引きでは消えないし、全部抜くのはもったいない。
ということでスッパリ生地を切ってその部分だけ色を抜くことにしました。
下オクミの部分をザクっと切って湯を沸かし、ハイドロと呼ばれる抜染用の粉を溶かしその中に生地を入れて、その後しっかり濯ぎ色を抜きます。
引き染めの際、もしかしたら色が合わなくなる可能性がある懸念もありましたが、工夫しだいで目立たなくなるし、なんとかモノにはなると思います。
このハイドロ、めっちゃクサイです(>_<)
なんともいえない例え様のない臭い。もう嗅ぎたくないです(>_<)
明日、湯伸して仕切りなおしです・・・
2008年2月26日 (火)
2008年2月22日 (金)
使い物にならない
ずっと前に「道具紹介」で紹介したテープが昨年の秋ごろに粘着部分に使う材料が手に入らなくなった、との理由から製造中止になり業者がメーカーは違うがそれに近いと思われる代用のテープを持ってきて、現在それを使用しています。
このテープ、粘着力が弱いのか、今回のロットが不良品なのかわからないですが、やたら剥れます。
板に貼る場合、木目に並行ならまだ引っ付いてるが、垂直に貼ると剥れてくるし、紙テープの上にも引っ付かない場合があります。
更に生地の上なんてもっと引っ付きにくく、酷い時は剥れ落ちてきて、大型船の出航時の紙テープ状態になっています。
もちろんその度に貼り直したりしなければならず、時間ももったいないしかなりイライラします。
例えば、絵羽で取り型などがあり、作業中にテープが浮いて、オクミと上前の柄が繋がらないなんて事になったらテープのせいには出来ず怒られるのは私たち作り手ですし・・・
テープの上をテープで止める。前のテープの残りで止めながら作業してますが、そのうち底を着いてしまうので、今は色んなメーカーのテープを使い、選別しています。
使うテープは「耐熱」仕様でないと問題が起こります。
というのも、例えば「値札」など剥した時に粘着面が残ってたりします。
それが生地に着けば染め難、ムラの原因になり、粘着面のねちゃつきは残るしテープの跡がきっちり着いてしまいます。
夏場などは週末の出入りの無い時などは工場は非常に高温になり(ボロ工場なので断熱材など入ってる建築ではない・・・)非常に危険です。
ある程度の粘着力があり、しかも耐熱で生地に粘着面が付着しないテープでないと使えないのです。
2008年2月15日 (金)
2008年2月11日 (月)
普通逆でしょ??
久々の3連休でしたが、京都市内は土曜日にそこそこ雪が降り、結局ボ~っと3日間過ごしていました。
仕事の方は2月になり暇になってきて、雛形で新しい取り型を考えては、原寸大のものに書き写すという作業をして、その後雛形の無い取り型を引っ張りだしてきて整理する作業をしていました。
これも明日には片付いて、その後、その取り型を使いアオバナで墨打ちをして絞りに出すという作業が何反かあり、今後はしばらく絵羽ものを作るようです。
着物を売るにあたりこんな話を聞きました。
かなり頻繁にあるらしいのですが、値上げしたら売れるのです。
というのも、しばらく店頭に出してあり、売れ残った商品を値上げすると驚くほど簡単に売れていく、ということです。
普通は逆だと思うのですが、着物の場合、値下げをしたりすると安物だと思われるのでしょうか・・・
逆に高く設定すると「いい生地を使ってる」などと思うのでしょうか・・・?
まぁ販売員に巧みに言われるとそう思い込んでしまうってこともあると思いますが、買う人は結局「着物の価値=値段」
高くて粗末なもののたくさんあるし、安くていいものもたくさんあるんですけどねぇ(^^ゞ
職人さんに聞いた話ですが、ある百貨店で買う気はなかったが反物(丸巻き)を見てたとき、販売員が近づいてきて色々と説明しだしたそう。
その時に「うざい」と思ったその職人さんは、反物をクルクルと綺麗に巻き取り元に戻したそうです。
それを見た販売員はその慣れた手つきから察したようでその後近づいて来なかった。という話。
反物を扱う職業の人は上手下手はあっても、反物を両手の薬指と小指を使いクルクルと巻き取ったりできるので、下手なこと喋ってボロを出すわけにはと思ったのかも知れません。
生地の質とか手触りである程度わかったり、どんな染が施されているのかなんてすぐにわかる人には販売員も近寄らないし、逆に無知な人には言葉巧みに売りに来る。
気に入って買うならまだしも、買わされたって感覚にならないよう、また粗悪なものを高値で売られないように気をつけて欲しいものです。
2008年2月 4日 (月)
原寸大の雛形
その後になりますが、またまたセット物を染めておりました(^^ゞ
それも今日でひと段落して、社長から絵羽を作れとのありがた~い(?)お言葉。
絵羽を染める機会があまりないので、取り型や柄あわせなど忘れています。
忘れるほどしっかり覚えてもいませんが(-_-;)
ということで昼からは紙を使い原寸大の雛形の作成。
袖や襟、上前の上、下、上後ろの上と下、オクミ、この全てを縫い込みの寸法で線を引いて繋いでそれから絵を描いていく感じです。
とりあえず線は全部引いたのですが、取り型が決まらない・・・
縮小してある(普通の)雛形で色々と描いてみたのですが、イマイチでパッとせず、本当に難しい(>_<)
裾にチョロっと柄を入れるだけならそんなに苦労はないのですが、今回は襟にも柄を入れなさいってことで、(その方が覚えが早いらしい)ホントに難しい。(センスないのかな、俺・・・)
取り型だけでなく最終的には入れる柄や配色も全て考えなければならないので結構気が重たいです・・・
2008年1月24日 (木)
誂えの注文
ありがたいやらありがたくないやら・・・
というわけで1反、今日の午前中にちゃっちゃと染めました。
正羽での菊菱紋様。紗擦りの2枚型です。
小紋ですが、誂えの仕立てでは上オクミと上前を市松紋様になるように仕立てられていて、見栄えは丸巻きの状態よりかなりいいです。
地色を先染めしてから染めてあります。
生地は大島紬。うちの会社ではあまり使わないのですが光沢がありいい生地でした。
あまり使わないのは社長の好みではない(?)のか、牛首紬や秦荘紬みたいな、ガツっとした男っぽいというか、力強い感じの生地が多いです。
元々、粋な感じの柄が多いのでこういった質感の生地は乗せる柄が限られてくるという理由もあるのかもしれません。
なんとか何のトラブルもなく染まりましたが、生地が極端に短かったので誂えの本のように仕立てられるかわからないし、それについて後からクレームなんてことにならなければと思っています。
2008年1月18日 (金)
詰め込み過ぎ??
この柄は菊、紅葉、桜、梅、唐草、橘、七宝、etc,etcとまぁ詰め込みまくりです(^^ゞ
白糊の枠型と擦り型が10枚の11枚。
この白糊置きはベタ部分が多くて、しかも先週の土曜は天気が悪く乾かずでした。
擦りも通常の糸目の間に入れるのではなく防染糊の間に染料を擦りこむので時間がかかってしまいました。
4反染めるのに5日。
3反は縮緬、1反は牛首です。
縮緬はシボが高く、防染糊も厚めに描くのでしっかり擦りこまないと染料が綺麗に下りないし、牛首は生地の性質上か、油分のようなものが付いているのか染料が入りにくく、これまた擦りこむのが大変・・・
染料が入らないからといって多い目に染料を持って擦ると裏から通したり(滲んだり)して不上がりの原因になります。かといって泣き止めを入れすぎたりするとなかなか染料が入らないし、刷毛なども頃合のものを使わないと思わぬロスを作ります。
1反型2枚で回ってましたが1時間かかったり2時間かかったり・・・
少しの違いでこれだけ変わってしまいます。
私が受け取りで仕事をしていたらとても食べてはいけません・・・(-_-;)
写真は昨日で後2色入ります。
無双で染める堰出しの方が時間も掛からずいいですが、擦りこむのは一緒。
腰も痛いし肩が詰まってくる間隔で仕事終了前には握力もなくなってしまいます。
2008年1月12日 (土)
手まり
新年早々、またまたセット企画の帯を染めてました・・・
しかし、これでしばらく落ち着くみたいな感じで、久々に飛び柄の着尺です。
この柄は「手まり」と名づけられていて、見たまんまです(笑)
実際は小さくて、このような感じでたくさん散りばめられています。
型枚数は糸目、疋田、、金糊型、色糊3枚、擦り4枚、伏 の11枚です。
写真では見難いかもですが、下の柄の紫色の部分に小さな疋田が防染糊で描かれていて出来上がりには白く抜けてあがります。
最近は「1発伏せ」という下伏せをしなくてもいい糊を使っているので手間は1回で済むようになりました。
この柄は1型の幅が2尺なんですが、たくさん柄が入ってるので3等分してあります。
A,B,Cと分けられていて、それぞれを染め分けてこのような感じにします。
つまり3型分で1型の柄全て入るって感じです。
このように柄を分けたり、削ったりは結構されていて、柄が多くにぎやかな感じより、ある程度の間隔があって無地感があったりする方が好まれやすいということだと思います。
染める量は減っても手間は結構かかるし、間違って擦ったりしないようかなり気を使います。
←はこの柄の伏せ型ですが、数字が打ってあり、必要のない部分にテープなどを貼り、誤って染めないようにする必要があります。
3回に分けて染めるので板の上げ下ろし、結構疲れました(^^ゞ
2007年12月27日 (木)
明日で仕事納め。。。
明日で今年のお仕事はおしまいです。
今日も16時くらいから掃除を始めてました。
明日、午前中、掃除をして昼まででおしまいです。
今月ぜんぜん更新できてない・・・(汗)
新しいものを作ったりしなく、ローテーションのようになってました。
新鮮さも無く、初めて作る柄も軽いのが多く紹介するほどでもないのばかり。
「重い=手間がかかる=高い=売れない」
より
「軽い=コストが安い=店頭でも安い=売れる」
ってな感じな1年でした。
絵羽なんて1年以上作ってないし(-_-;)
来年もこの業界は今年以上に苦しい年になりそうです。
みなさま よいお年を・・・m(__)m くるりん。
2007年11月19日 (月)
今日は・・・
組合に行ってきました。
誂えの本、京華染(漢字合ってるかな;汗)の発送の検品や梱包のお手伝いとしてでした。
本当は私ではなく他の社員が行く予定だったのですが、本日中に発送しなければいけない着物や外回りなどで忙しく、またお偉い様方は出張のため会社にいなくて、そんな理由で行かされました。
昨日から発売されている「私の着物」なども一緒に発送したりでしたが、ポスターとか伝票とか、金額表とか同封するものが多くてわけがわからなくてんてこ舞いでした(^^ゞ
普段しないことをして、気を使って、作業してるより疲れました(T_T)
2007年11月16日 (金)
2007年11月 8日 (木)
活性炭入りマスク

2007年11月 5日 (月)
敷糊

2007年10月31日 (水)
昨日から板洗い
昨日から板洗いをしてます。内容はバックナンバー参照ということで…
その前は型数11枚の柄の帯を作ってました。
久々に1枚物の呪縛から解放されたのに…
板洗いは去年の夏にしたのですが、この1年、9割は帯。
着尺だったとしても大半が1枚物で軽く、時間のかかる作業はほとんどなかったので地貼りばかりしてたのか痛みが早く、だいたい2、3年に1回のペースで洗うのですが、1年しか持ちませんでした。
夏場に骨折をしていたということもありますが、だいたいこの時期に板洗いをしろだなんてムチャクチャ(>_<)
気温が下がってきてるし糊がなかなか浮き上がらないし湯はすぐに冷めるし…
もうちょい何とかならんかな(>_<)
2007年10月23日 (火)
※訂正 オランダ線
ちょっと大げさですが、少し誤りがあったので、訂正というか、付け足しがあります。
訂正 1
オランダ縞は唐桟織の柄の1種でした。
唐桟織の柄全てがオランダ縞と呼ばれるわけではないようです・・・
訂正 2
ある辞典に「平行した2本の界切りのうち、1本だけが織り幅に達しないものをオランダという・・・」
実際、手元にオランダ線がある生地がなく、このことは今はなんとも言えないのですが、オランダという・・・だけでオランダ線では語源は不明なままですよね(>_<)
しかし、唐桟織とか語源はこの辺から来ていることには間違いないと思うのですが・・・
もしかして「織らんだ」だったりして(笑)
2007年10月17日 (水)
オランダ線
先日、オランダ線の語源は??って質問がありました。
私も何故、オランダ、なのかって疑問でした。
一応調べましたが、語源に関することは書いておらず、全く意味不明です。
ここからは推測です。
オランダ線というのは帯の界切りの3寸上にある2本の縞模様。
界切りとオランダ線の間が垂れの部分になります。
「唐桟織(とうざんおり)」と呼ばれる2本線の集合体みたいな木綿の織りがあり、これが、インドからオランダに渡り、そして日本に伝わってきました。
この織りは江戸で人気がでてたくさんの方が好んで着たようです。
この「唐桟織」の縞のことを「オランダ縞」と呼んだようで、オランダ線は2本の縞模様の総称になったのでは?と思いました。
1本なら「界切り線」、2本なら「オランダ線」、3本以上で「霞」・・・
こんな感じではないのでしょうか??
2007年10月 5日 (金)
昨日の柄
2反不上がりを出してしまいました(>_<)
このような柄は直しようがないので上司が出張から戻ってきたらこっぴどく叱られそうです…
1反は2箇所泣いて、もう1反は天と尻の色や太さが変わってしまってます。
目引きしてもきっとマシにならないだろうし樹脂でぼかしてあるので濃い地で染めなおしも出来ないので…
どうせ怒られるなら早いほうがスッキリするのに出張中でいないし…
さすがに凹んでます(>_<)
2007年10月 4日 (木)

2007年10月 2日 (火)
どこいったんやろ(>_<)
今日、組合から、「わたしのきもの」の冬号に掲載される誂えの写真ができた、とかで社員が組合に行ってきました。
何を思ったのか、配色伝票の有無・・・
しかし、タイミングがいいのか悪いのか、小紋の配色伝票はあるのだが、帯の伝票が無く、大慌てになりました。
誂えはカタログ販売のようなものなので、写真通りに染めなければならず、わずかな色の違いでもクレーム対象、最悪なら生地を買い取ることになるので、えらいこっちゃ!と探しまくりました。
しかし結局出てこなくて、現物を組合から借りてきて、どの色を使ったのか確認。
ある程度まで絞れましたが、似た色があるものもあり、とりあえず一度色の試験をして特定作業をしなければならなくなりました。
作ったのなんて5月くらい。
そんなん忘れてます(笑)
誂えなので必ず使った色や取り型などはメモがあるはずなんですが、はっきりとした記憶がなく、行方不明だとどうしようもないです(>_<)
ほんと、まいりました・・・
2007年9月27日 (木)
市松

2007年9月26日 (水)
CMC

2007年9月10日 (月)
矢絣

2007年9月 4日 (火)
癖の悪い生地
地貼り前の帯生地です。写真では分かりにくいですが左はダブつき、扇状になっています。織りや地紋、先染めなどが原因でこのようになる場合があります。が、このような場合、地貼りがかなりやりにくく真っ直ぐ貼るとダブつきと突っ張りで生地がきれいに貼れません。そこで噴霧器で水を多めに撒きひねったり叩いたりします。多少は改善されます。帯生地の場合、着尺に比べると厚みがあり硬いのでなかなか厄介です。しかしきれいに貼らないと後の作業が大変です。湯のししたらいいんですがお金がかかるのであんまりしてくれません(>_<)2007年9月 3日 (月)
齧られた(>_<)
古くなってゴムの部分が柔らかくなっているコマベラですが、齧られた痕跡が・・・
おそらく・・・というか、間違いなくゴキブリの仕業。
新しいコマベラや、ヒノキゴマなどのゴムのないコマベラは問題ないんですが、洗った後、乾かすために置いて、そのまま忘れ、翌日からしばらくお休みしてしまって・・・
糊を描く際、徐々にゴムは磨り減っていきます。
均一に描く作業をする糊置きでは描いた時に線がいってしまいます。
この程度の傷もコマムラの原因となり糊が綺麗に下りなくなってしまうので、買い替えです(>_<)
にしても、今年はゴキブリが多い気がしませんか?
今年、職場でも初めてゴキブリを見たし、家でもずっと居なかったんですが、10年分くらい今年一気に見ました。今年は大量発生なんでしょうかね?
2007年8月28日 (火)
ギブスから開放!
昨日ようやくギブスが取れました!
ほんと長かった(>_<)
42日間たまったアカは酷いもんでパリパリです(>_<)
そして今日、久々のギブスなしの仕事だったんですが、キツかった・・・
作業は板に沿って歩くので横に体重移動をします。
ギブスで固定されてると曲がらないんですが、ずっと曲げてない方向に曲がることになります。早々に浮腫みと痛みが出て作業なんぞできる状態でなくなってしまいました(>_<)
まっ、無理をせず仕事をしていきます(^^ゞ
2007年8月23日 (木)
福島民友
福島民友という新聞社の方が本日取材に来られました。
福島で催事があるようで、そのPRなどもあるみたいです。
型染めの着物がどのようにして染められていくか、や、板場は体力仕事であり、繊細さ、様々なことに気をくばり、着物を染めていくことを聞いていかれました。
取材ということで作業をしている写真も撮られ、記事になる時は載るのかと思うと少し恥ずかしい気もしますが、福島県に知り合いがいるわけでもないのでまぁいいかって感じです(^^ゞ
ギブスだけ写して~~(笑)
2007年8月17日 (金)
盆休みも終わりましたが・・・
京都は五山の送り火が16日にあるためか、16日まで盆休みってのが一般的です。
というわけで今日からまた仕事ですが、今日は病院が長引いて昼過ぎに顔を出したもののお休みという形で帰らせてもらいました。
経過は良好なようですが、もう少し骨が治まって欲しいってことみたいでギブスを外すのは27日になりました。しかし足に殆ど痛みはなく明日から出社します。
盆休みだけでなく、1ヶ月間、殆ど休んでたら仕事なんてやる気がなくなってしまいます・・・
でも今まで休んだ分頑張らないといけません・・・
でも無理をせずマイペースでやっていきます。
2007年8月 2日 (木)
生地屋に行ってきました!
今日は足の調子もよく、比較的仕事ができたんですが、オーバーペースを心配してもらったみたいで昼過ぎから生地屋さんに連れて行ってもらいました。
メインは生地の購入で、今の私の足の状態でも負担なく仕事がしやすい生地を選ぶって感じで、少々、見るのも嫌でしたが、結局70本近くの購入でした。
その会社は1Fが糸を染める工場になっていて、2Fが事務所兼地直し場になってました。
1Fは蒸気などで凄く暑く、本当に夏場のこの時期は大変だなぁって思いました。
間違いなく40℃近くありました。
その横にはきっと織りの工場があると思うんですが、こちらは見れなくて残念(>_<)
2Fは地直しに使う揮発性の薬品(シンナーなど)の臭いが充満していて、少々気持ち悪くなってしまいました・・・
どこの工場も作業は大変です。。。
2007年7月27日 (金)
2007年7月25日 (水)
野良猫のその後・・・
私が怪我をしてしばらく出社していない間に状況はかなり変わっていたようです。
子猫は6匹いたんですが、今年は1匹連れて行かなかったみたい。
15日に1匹だけ取り残されていることがわかり、社員が持ち帰って面倒をみて、
そして、22日に引き取り先が見つかり、もらわれて行きました。
昨年も今年も無事に貰い手がいてよかったんですが、全部持ってってって思います(-_-;)
2007年7月23日 (月)
出社しましたが・・・。
考えが甘かったです。
まったく仕事にならず、明日から今週一杯またお休みをします。
板上げ、型を洗う作業、糊置き、擦り、全てに支障がでました。
体の一部が使えないだけでこれだけ弊害がでました。
午後からは痛みも増して作業は中断。
ギブスが外れてもすぐに普通に戻るわけではないと思うので、復帰はいつになることやら・・・(>_<)
2007年7月17日 (火)
骨折&脱臼
先日、階段から降りる際、飼い犬が下に居たことに気を取られ、階段を踏み外してしまいました。
めちゃくちゃ腫れて、今日、病院に行ってきましたが、足首は脱臼、指の付け根辺りが骨折と言われて、ギブスで固定。松葉杖生活になってしまいました(>_<)
着物を染める作業は繊細で細かい作業と思われがちですが、板上げや地貼りなど体力仕事の一面もあり、更にずっと立ちっぱなしで歩くので、とても仕事のできる状態ではありません・・・
しばらく休養です(>_<)
2007年7月14日 (土)
2007年7月12日 (木)
今週は…
またまた帯です。
帯表、帯裏あわせて月曜から今日までで54本。ちょっと異常です。
同じようなものを繰り返し作ってますが、それだけなくなってるってことなんでありがたいことです。
写真のは型を3枚置くだけの幾何学風の柄です。
これもセット企画の帯。
最近ローン会社がローンを通さないとか限度額がかなり低くなってるとかでこういったものしか売れなくなってるみたい…
だいたい上代が高すぎますが、高価な着物を欲しくても買えないって状況です。メーカーは手を掛けて物作りをしても、それを欲しいと方がいても売れない、買えないって感じになります。手間を省き安価で提供できるものに走る、正直よい方向には向かってません。レベルの高い物を作らなくなれば技術は衰退するばかりです。
もちろんセンスも必要ですが、高い技術とセンスあっての物作りだと思うので…
2007年7月 6日 (金)
乾かない…
防染糊を最近変えました。中身はたいして変わらないんですが、引き染にも耐えれるものを、と職人さんが要望して、染料屋が新しいものを持ってこられました。前回使ってたものより粘り気があり、描き味としては粘い分、しっかり目に描かないといけない感じです。しかし思ってもみなかった問題点がありました。非常に乾きが悪く、作業効率は悪い気がします。前回の糊が乾くのが早すぎただけなのかもしれませんが… 中途半端な時間に糊を描き終わり、乾いていれば次の作業に移れるんですが、まだ30分以上かかりそう(>_<) となると終業時刻まで残り40分。次の作業、40分では何もできないし全てが中途半端になってしまいます(>_<) 時間もったいないです。仕方ないし寝ます(笑)
2007年7月 2日 (月)
いい物って何?
先月から組合にやかましく言われていた誂えの小紋と帯。
提出したら「色が悪い」だの「柄が軽い」だの言われて帰ってきた。と社長からの報告。
柄を決めたのは専務。配色したのは俺。
正直かなり頭にきました(怒)
配色、私はそんなに悪いとは思っていませんでした。
現在、新柄の配色は殆ど私がしていて、飛ぶように売れていくものもあります。
事実、最近更新できてないのは同じ物を繰り返し作っているからで、他の新しいことが出来ない状況にあるからです。この後も、在庫がなくなったので、つい最近作ったものを作らなければなりません。
誂えなんぞに頼らずとも我が社は食べていけます。
むしろ大して受注もないのに、1反や1本の為に時間を割くことに不具合すらでる状況です。他社は誂えが中心のところもあるので、そのシステム自体に文句を言うつもりはないですが、他社と同様のことを求められても困ります。
根っからの職人の集まりである組合。
いい物=手のかかるもの だと思っているのでしょう。
しかし、それをどれだけのお客様が理解しているのでしょうか??
技術力を理解できる方なんてそんなにはおりません。
柄の風合い、色合い、雰囲気、そして値段。その後に技術力だと思っています。
ン百万もする着物がそう簡単に売れるとは思いません。
手がかかればそれなりの値段になってきます。
もし私が個人で経営をしていたらそんな物は作りません。
作っても客寄せの飾り程度でしょう。
上代300万なら、下代は30万~50万の間だと思います。
1ヶ月で1本のペースで売ることなんて不可能では?でもそのペースで売れないと生活できないのでは??
そもそもこの業界は叩かれていて、そんな高額なローンを通してくれるローン会社なんてもうないでしょう。
人によって「いい物」の捉え方は様々です。
確かに手のかかる豪勢で高価なものは「いい物」ですし、圧倒的な存在感があります。
これは軽いものにはなかなかない事も確かです。
しかし、軽くても色や柄の良い物はいくらでもあるし、手のかかっていない=いい物ではない。みたいな考え方は許せません。
軽いものにして、染め代を1番底値にしよう。ってのが最初の話でした。
我々も楽だし、気に入ったお客様も安価で購入できるのでは??
って思ってました。そんな柄を本に載せる、載せないは組合の判断ですが、何も言わず載せれないって言えばそれはそれで「はい、そうですか」で終わった話。
うだうだケチつけて、一体何様ですか?って感じです。
今、その小紋と帯を染めています。モデルに着てもらうためのものです。
いくらで出すかは私にはわかりませんが、組合の言うとおり、当初より、手間を増やしました。
底値で出せるレベルではないと思っていますがこれを決めるのは経営者の役目。
一体どうするのかな?って思っています。まとめて受注があるならいいけど、単発だったらいらないと、私の目線からはそう思っています。
2007年6月19日 (火)
ネタ切れ!?
いえいえ、最近更新が滞っていますがちゃんと仕事しています!
ただ、すでに紹介したものの繰り返し・・・
紗擦り5反に、帯芯10本、ドットの糊置き20反、福良雀10反、名古屋帯10本に半幅30本・・・すごいペースで作っています!
といってもスクリーンやローラーほど能率はよくないですが・・・
手で染めているので限界はあります(汗)
最近は地貼りを汗だくになりながら繰り返しています・・・
足らなくなったものを補充するのも大切な仕事ですが、そろそろ違うもの作りたいな(>_<)
2007年6月 8日 (金)
カイキリ線とオランダ線
今日から名古屋帯の制作をしてます。帯の生地にはカイキリ線やオランダ線が入ってるものがあります。カイキリ線は1本線で太い物も細いのもあります。入ってる物はそこから寸法を計り太鼓の位置や腹の位置を決めます。カイキリ線から約3寸上の位置に2本の線が入ってるのがオランダ線。カイキリ線とオランダ線の間が垂れになります。袋帯用の生地の場合は生地端から5寸くらいに、名古屋帯用の生地の場合は生地端から約3尺のところにあります。名古屋帯の場合はカイキリから1尺8寸上がったところが太鼓の中心になります。専用の生地であれば線が入ってたりしますが、もちろんないのもありますし、オランダ線まで入ってる生地の方が珍しいかもしれません。
2007年6月 5日 (火)
2007年5月28日 (月)
見本を作っていました。
今日は誂えの見本を作っていました。
柄は決まってましたが配色、地色は私が決めることになっていました。
先日、地色を引き染めに出して、今日上がってきたのでそれに染めていました。
今回は紗摺りで5柄あり、先日作った帯の見本と共に組合へ持って行く事になっています。
もって行って、そこで採用されれば掲載されるという形です。
今回は組合ががんばったらしく、「わたしの着物」という雑誌の別紙に掲載されるとか??
あんまり詳しいことは知らないので勝手なことは書けませんが・・・
全部不採用だったらちょっとヒンシュクかもっ(>_<)
まぁ誂えは他の仕事と違い1反のために動くことになるので作業効率が悪く、職人さんたちは敬遠しがちです・・・
しかしどれほどのものかわからないですが、たくさんの方の目に写るということは良いことなので、何点かは採用されてほしいな・・・
2007年5月24日 (木)
角帯
今日は別注分で角帯を染めています。通常の帯生地で裏地まで染めといてってことなので寸法を計り線を入れって感じです。生地のはり方も一工夫して柄を置きやすいようにしてます。なんせ幅が2尺7寸しかないのでうまく中心に柄を乗せるのは厄介で振ると柄が欠けたりして叱られる原因になります(>_<)
2007年5月16日 (水)
大発生(>_<)
ここ最近、蛾が職場に大発生しております・・・
おそらくメイガの一種だと思うのですが、小さい蛾なんでよくわかりません。
自宅でもこのタイプの蛾がこの時期発生します。
「どこの家でもあって、どこからか飛んでくるもんだ」
と決め付けていましたが、どうやら違うみたい・・・
職場にも実家にも刷毛があります。
この蛾(?)は刷毛に付くようです。
幼虫が毛を食べるのかな??
よくわからないんですが、刷毛に虫が付くと毛がゴッソリ抜けて使い物にならなくなります。
丸刷毛、トロ刷毛関係なく発生し、多大な被害を残していきます。
特に新しいのからやられるのでほんとムカつきます(-_-;)
2007年5月11日 (金)
ピースの掃除

2007年5月 9日 (水)
暑いですね・・・
今日は暑かったですね。
仕事は相変わらずの帯作り。
今日は窓を全開にして、さらに換気扇2機と扇風機2機を外に向けてぶん回し、
1日中ピース打ってました。
それでもモヤがかかったように煙ってマスクをしていても染料を大量に吸う始末・・・
健康には絶対よくありません(>_<)
仕事の合間に今日は他の作業場に見学をしてきました。
我が社では留袖などをあまり作らないので、作ってもらうならどんなんがいいかってことで柄を見に行きました。豪華でめでたく雅でって感じで、洒落系の落ち着いた物メインで作ってる私の感覚とは対極にある感じがしました。
まぁ知れば出来ないことはないでしょうが、やはり物をたくさん見て色んなイメージが湧いてくる状態でないと物作りなんてとても無理そうです。
でも一回作ってみたいな~~~って思いました。
2007年4月26日 (木)
2007年4月24日 (火)
発泡樹脂

2007年4月23日 (月)
またまたまたまた帯……

2007年4月16日 (月)
こちらは着尺

2007年4月13日 (金)
また帯です

2007年4月11日 (水)
板掃除

2007年4月10日 (火)
作品と商品
半年前に入社してきた人が商品にこだわりがあまりないのではないか?
この商品で伝えたいことが伝わるのか?といったことを言っていました。
大学では技術より気持ちを伝える物作りを教わったようです。
着尺、帯に自分の表現したいことを詰め込み、それを見た方々がどう感じるのか・・・
そんな考え方だったようです。
この考え方が間違いだとは言いません。
作品と商品の違い・・・
我が社には農林水産大臣賞や経済産業大臣賞、そして競技会での賞など、数々賞を頂いた商品があります。
しかしこれらが売れるのかといえばそうではありません。
私は帯、着尺など好き放題作らせてもらえますが最初の頃はやはり「作品」を作っていました。
自分のこだわり。
こうしたい、こんなものが作りたい。
しかしこだわるが故、日数、手間、が非常にかかります。幸いセンスがそこそこあったみたいなんでそれなりの評価を戴き、現在、新しいものづくりの1部を任せてもらったりできるようになりました。
しかし、今は「商品」を作っています。
私は「作品」は自分のこだわりや感情を描き意思表示するもの。
「商品」はお客様に気に入ってもらえるもの。だと思っています。
「作品=自分本位 商品=お客様主体」 という感じでしょうか?
もちろん着物を買う方も好きな作家がいるわけで、「作家の作品=ファン(お客様)の好きなもの」という構図もあります。
商品にはコストがあり、売値に見合うものを作ることが前提です。
最初に作った帯が4本で2週間かかりました。
2週間あれば何反着尺ができるかってことになります。
1本いくらでこの帯を売るつもり?ってことになってしまいます。
会社という組織に入り、生地を渡され、「好きなように染めて」と言われても、売れるものを作らないと意味がないのです。
自分で生地を買い、展示して見に来てもらうのなら「作品」を作ります。
しかしこの境界線は凄く難しいです。
私は今は作品であり商品でもあるものづくりをしています。
というのも、自分のカラーを織り交ぜてのものづくりです。
流行の色使いや風合いを取り入れて商品かつ作品にする。
これが出来るようになってもらいたいな~って思っています。
2007年4月 5日 (木)
剣先入れ

2007年3月12日 (月)
昔道具
前回の帯が終わり1週間以上過ぎました。かといって仕事をしてないわけではなく、ずっと写真の柄を染めてます。昔の道具などが所狭しと詰まっている柄で我が社では「おもちゃ」と呼ばれています。代表的な柄なんで、工場がバレるか心配もあったんでなるべく出さないようにしてました(汗)まぁいいかって感じです。型の延べ枚数は32枚です。糸目4枚刷り8色×2、そしてその内の5色にぼかしを入れます。それから伏せです。あと2色ぼかしが残ってます。着尺4反&帯4本で10日以上かかってます…もう少し早くできるように頑張らないと…柄は色々で1型で80以上の細かい柄が入ってます。腹芸とかわけわかりませんねぇ(笑)
写真が見にくかったんで大きくしました。クリックでフルサイズで見れます。
2007年3月 3日 (土)
手染めって?
一体どこまでが手染めで、どこからが機械と言われるんでしょうか・・・
友禅染と言っても技法は多種多様です。
私がしているのは型紙での友禅染。手描きや絞り染めでのよさをもっと簡単に出せるように、大量に生産できるように、と生み出された技法です。そして手描きや絞りでは表現しきれないものも作れるようになりました。手描き友禅や絞りは一つ一つ手作業で、型染めも手作業での仕事です。一方、印刷機などに見られるローラーでの染めは機械染めで捺染と呼んでいます。捺染とは染める作業そのものなんで型紙を使っても手描きでも捺染なんですけどね・・・
しかし、型染めとローラーでの染めの間にスクリーン捺染と呼ばれるものがあります。
そしてその原型ともいえる、板場でのゲージと呼ばれるものを使っての染め。
ここらは一体どちらなんでしょう???
ゲージと呼ばれるものは大きなコマベラでスクリーン型を置き一発描きって感じです。
コマムラも出ないんで綺麗に染め上がりますが、味という点ではイマイチかもしれません。
スクリーンでの染めもゲージで一発描きです。ガシャンって感じで描いたら型を滑らし次々と描いていきます。板場では板に型を固定させて描いていくようです。
これらは枠型と呼ばれる物を使いますが、枠の厚みが違うだけで型に関しては型紙友禅でも同じようなものを使っています。また、ピースと呼ばれるスプレーガンを使い、刷りものを染める工場もあるようです。引き染めにも最近は使われていますが、こちらも刷毛で刷るよりかは綺麗に出来ますが味という点では物足りません。クレームが来にくいような流れになっているんだと思いますが、それらの染めは安く叩かれたり、好まれないことがあるようです。使う道具が違っても手で作ってることには変わりないと考えるべきなのか、昔ながらの技法のみが手染めと言われるのか、無理に線を引くことはないんでしょうがちょっと気になりました。
そんなこと言ってしまったら西陣織りなんか、すごい近代的になってるし手織りとかってどうなんかなって思いますし、生地にしても手織りから、海外で安く大量に作られているものまでたくさんありますし、きっとキリがないんでしょうけど、海外(アジア)で手織りで作られている生地と国内で機械で作られている生地での差とかっていったいなんなんでしょうね・・・
2007年3月 2日 (金)
会社見学~その②~
今回は金彩をメインに打掛を作られている会社の見学に行ってきました。
斬新なデザインで今の若い女性向きのデザインで刺激になりました。
友禅の技法を使ってもここまで違うものづくりなんだなと感心。
用途が全く異なるのでデザインや技法など使えそうなことは限られていましたがいい勉強になりました。
婚礼衣装は華やかでいいですね!
2007年3月 1日 (木)
帯が一段落

疋田格子の更紗風袋帯です。明日蒸しから戻ってきます。かなり気に入ってます!この更紗風の柄は型23枚で地色も刷りで入ります。花と地色は3枚けし(3枚同色で刷り柄になる型の彫り)で、かなり古い型なんですが、だからなのか手描き風の風合いを求めた型の彫りになってる感じがします。
3枚けしの花の部分です。糸目に頼らず色の濃淡で花の輪郭を表現してあります。実物は手作りの型、手作業の染めの温かみや素朴さがあってすごくいいですよ!ただ重いのでしばらく作りたくないですが…(^^ゞ
2007年2月23日 (金)
職人言葉~その②~
「受け取り」と言われる職人さんが月末によく言われます。
「温飯(ぬくめし)」「冷や飯(ひやめし)」
完全歩合なので当然水揚げ次第で給料が変わります。
月末絞めの我が社の場合、月末間近に生地を渡されたり貼っていたりした場合、この生地の水揚げをどちらの月に回すかってことです。給料になる仕事を温飯、来月回し、先月に請求してしまってその月にお金にならない仕事を冷や飯といいます。ワザと冷や飯の部分を作り盆休みや正月休み、またGWなど大型の連休があり水揚げが少ない月に回したりする職人さんもいたみたいです。しかし大半はその月に出費が多く、苦しくなった際、多めに欲しいがため冷や飯が翌月に回り自転車操業みたいに苦しくなる方が大半だったらしいですが・・・
月給の私は使うことはない言葉です。
2007年2月22日 (木)
クロス

またまた新しい帯作りをしてます。今回は更紗を取り入れて製作中です。昔に彫られた型をほじくりだしてきました(^^ゞ 古い型は糸目なども刷毛で刷ってました。今の刷り型はクロスと呼ばれ耐久性や伸縮に強いのですが、昔は和紙で作ってあり、使用の際、塩水で型の裏表を塗り、重ねてシートをして乾燥しないようにしました。その後、半クロスと呼ばれる型紙できて今使ってる型もそれです。こちらは和紙とクロスが半々で作られてる感じで、一応糊を置くことも可能になりました。塩水を塗ることはないですが水に浸けておかないと使えません。そして今の型のように星を取り1型飛ばして描くことも出来ません。なぜなら乾燥すると縮むので柄が繋がらなくなるためです。かといって乾燥したまま描くとゴワゴワのシワシワで型を破る原因になり作業がままなりません…そこでエンバリを使用しますが、これが難しく星は合わせにくいしギリギリまで柄が彫られてるのでねぶりやすいんです…きれいに描く昔の職人さんはすごいな〓って思います。
棒跡

雪輪の帯がようやくできました。なんだかんだ時間がかかりました(>_<) 蒸しに行って戻ってきたあがりに棒跡があったんです…棒跡とは蒸しの時に生地を吊す棒の部分に他の部分以上に蒸気や熱が加わり、染料のが濃くなって横に線が入るような染めムラができてしまうことを言います。きっちり等間隔で痕跡が残り、当然クレームの対象になります。今回、せっかく作った帯にでたんですが、幸い目立たない程度で、検反には通るレベルです。帯では珍しいですが着尺ではこういったことはよくあって、柄が入ってたら目立たないですが無地染なんかは商品にならなくなります。またしぼり染め、浸染ではスレと言われるものが出る場合が多く染め上がりがイラついた感じてこちらもクレーム対象です。しかし濃い地色の場合必ずといって出るものなんでそのことを理解してもらった上で商品になります。またシケ引きの場合はおばけと言われるイラついた感じのムラが出現します。これは精練の時にきれいに洗えてなかったり油分が均一でなかったりすることにより出るものだと思われ
ます。これらは性質上回避不能です。生地を見ても染めるまでわかりません。しかし一度水洗してしまうと油分が抜けて染めやすくなりますが生地がぐったりした感じになり風合いが損われてしまいます。手染めの風合いだとお客様はもちろん、問屋や小売業の販売員の方にも理解して欲しいと思います…
2007年2月20日 (火)
寸法
ようやく雪輪の帯が終わりました。
製作中に「あれやって」「これやって」と挿まれてなかなか進まなかったんです・・・
誂えや半幅の帯を作ったりしていました。
さて、明日は社長の襦袢を染めます。防染糊を置きしごきをするだけならいいんですが、2柄のうち1柄がちょっと厄介なんです。柄が一方向きなんで袖などを全て上向きにしなければなりません。振り替えて柄がつながるように型が彫られているので寸法を取り染めなければなりません。
絵羽の場合、袖、袖、身、剣先で折り返し、身、襟&奥身になります。
会社により違うんですが、1尺7寸1尺7寸で片袖(右袖or左袖)になります。それが2つ分。
そして身は4尺7寸×2で片身(上前&上後or下前&下後)となります。
そして4尺5寸×2で上前奥身と下前奥身、6寸で本襟、3寸で掛襟を取ります。
しかし襦袢の場合、袖を4つ取らなければなりません。そのかわり奥身がないんです。
絵羽と同様に寸法を取った場合、板に乗り切らないんで少々短くして取ることにしました。
絵羽の場合も本仕立てとなった場合短くなります。よって少々のサイズは融通がきくので袖や身頃で調整します。
今回は袖を1尺5寸×8、身を4尺4寸で染めることにしました。
これで5寸くらいは余裕ができることになり一安心(^^ゞ
本仕立てにはなんの問題もありません。
今回は柄の方向を合わせるだけなんでこのような寸法だけで済みますが、柄が繋がる訪問着などはこれだけで済みません・・・
縫いこみなどを全て計算して柄がきれいに繋がるように染めることになります。
もちろん柄だけでなく染める濃度なども合わせなければならないんで気を使う仕事になります。
寸法とか苦手です(>_<)
2007年2月14日 (水)
規制・・・
京都市で看板の規制が盛り込まれた条例が今議論されているようです。
景観に配慮して、、、との理由ですが、それは昔からあるのに今更って感じです。
高いマンションやビルを建てることが規制されていましたが、議会の都合?で出来たホテルがあり(市役所の隣)、それ以降緩和されたか何かでどんどん高い建物が建設されました。最近ニュースなどでたまに看板のことも取り上げられているみたいですが、一戸建ての家も3階建てが不可になるようです。また1階部分にガレージを作った場合は緑化をしなければならない・・・とかです。
しかしこのことはあまり知られておらず派手な看板を撤去しようと表向きはいい案っぽく詠ってますが、3階建てがダメとかは一切知られていないと思います。
不動産業者や建て替えを考えてる人達が多少知ってる程度でしょう。
こんなこと書きながら私も詳細まではわからないのでいい加減なのかもしれません。
さて、そんなこんなで今日、看板屋さんがきました。近所の車の整備工場の社長さんと一緒に来られて看板を設置したいが、面積など規制をオーバーするので和柄でなにかよいものはないか?とのことでした。
看板の面積が広い、だとか、道に張り出してる、だとか、色々とあるみたいなんですが、京都らしかったり、景観に配慮したものであれば規制に当てはまらない、との文面も盛り込まれているらしく、逃げ道、抜け道のあいまいな条例だなと感じました。
ここを判断するのは一体誰??って感じで、じゃあ和柄で京都風なら問題ないんでは?
ってことでした。
しかし着物の柄って「はんなり」した感じから派手なのもあり、和柄でも派手だったらとか色々難しいです。きっと通らないだろうな~~って感じでした(汗)
行政って一体なにを考えているのかよくわかりません。
正直いまさら景観だなんて手遅れです。
そんなこというなら京都駅なんてどうなるんでしょうか??
正直今更そんなことって思います。
京都駅が新しくなったのはそんなに前の話ではないのでその時にもっと市議会は方向性を示すべきだったんではって思います。
3階建ては無理、とか、家のガレージは不可、とか住みにくくて仕方ないですよね・・・
2007年2月12日 (月)
雪輪

週明けもひたすら帯作り。今回は雪輪です。冬も終わりだというのになぜか雪輪。雪輪とはこの写真の柄の総称です。大小、染め、織り、中に何の柄が入ろうが関係なく雪輪です。週末に糊は置いたのですがまだ中や地をどんな風にするかは未定です。3連休だったのでカッティングもできず(浮いたり剥がれたりするため)放置してます(^^ゞ この柄もカッティングが厄介で今週も腰痛と戦うことになりそうです。トホホ(>_<)
2007年2月 9日 (金)
腰痛・・・
今週はずっと腰痛に悩まされていました(>_<)
年明けからずっと帯を染め、カッティングばかりの毎日・・・
立ち仕事というよりずっと中腰の状態なんで、たいがいの職人さんは腰痛持ちで職業病だといえます。
そもそも板場は低く、床から頭上の板までは165cmくらいです。
これはよそに比べたら高いほうなんですが、身長が176cmの私にとっては作業中は背中を伸ばすことが出来ない環境にあります。
慣れない時はよく頭もぶつけました・・・
月曜日は立ってるのもやっとの状況で辛かったんですが、段々と治まってきました。
屈みたくないので下ばかり向いていたら今度は首が痛くなり、そしてベタ刷りが多かったんで今度は筋肉痛になってしまいました・・・
ベタ刷りというのは結構大変でムラ無く刷りこんでいきます。
柄が入ってない場合はそのベタ部分と他の部分にムラなく、そしてある程度の濃度が要求されます。
1度刷りこんだだけでは薄くて頼りないんで3回くらい乾いては刷りこむ作業をします。
重ねれば重ねる程濃度は上がり、深く味わい深い色に染まっていきます。
引き染めのように吊るしてないので生地の下に水分が回らないようにしなければなりません。セキダシでも同様のことが言えます。
今は新しいデザインの帯と規定の帯を交互に製作しています。
ぼちぼちネタ切れでかなり悩んでいます。
半幅の帯5パターンと、手の込んだ最近作っているタイプの帯を最低2柄、そして、後輩のレベルに合わせたそれなりの帯を来週中までに考えなければなりません。
今年に入り色々作ってきましたがまだまだあります・・・
2007年1月31日 (水)
やっちゃいました・・・
この前の帯。1本カッティングミスで切れてました(T_T)
やってしまった(号泣)
ちょっとどうしようもない状態で、まぁ出来る限り修復してマネキン(売り子)用にでもって感じでしょうか。
今まで1度も無かったのでかなりショックでヘコみきってます・・・
これ以外は特に問題はなかったんですが・・・
今日まで出来上がった帯に金糊を置く作業をしていました。
これは見た目がよくなるという理由の他にクレームが来にくいってこともあります。
染めムラ、生地の節などが隠れるメリットがあり悪く言えば隠蔽工作です。
なぜかと言えばクレームがつき戻ってきた場合どうしようも無いことが多いからです。
生地の味、手染めの味では通らない為何度作り直しても意味がないのです。
最近はエスカレートしていて呆れています。
散々、展示会場で試着してもらい、シワが出来るたびに「ダブり直し」とか、紬の生地の節が生地難と言われたり、地直し屋に直してもらったものが通らなかったり、更に酷いものであれば仕立て屋が正絹をポリだと言って返してきたり、仮絵羽の縫い目の後が針の穴が空いていると言ってきたり、しごきもので糸が裏返ったものを染め難と言ってきたりetc・・・
と、キリがありません。
紬なんて節のないものの方が少ないんです。
正絹をポリだなんて呆れてものが言えません・・・
仮絵羽はあくまで仮仕立てで本仕立てすれば針穴の部分は全て縫込まれます。
しごきは引き染めとは違い表面上が染まるだけなんで縫えば糸が回り染まって無い部分が出てくるのは当たり前なんです。帯でも本仕立てすればダブりなんて消えます。
これらは購入されたお客様からのクレームではなく問屋や小売屋、その下請けの仕立て屋、地直し屋からです。
責任転嫁、安く仕入れたいが為の言いがかりとしか思えません。
「では安くしますので納めさせて下さい。」と言えば大半通ります。
もちろんお客様には「手染めの味」といって正規の値段で販売するわけですから。
でなければ無知極まりないとしか言いようがありません。
そう思わざるを得ません。
こちらが幾度と同じ説明をしたところで同じ理由で返ってきますから。
しかも一度や二度ではありません。馬鹿ですね(-_-;)
こちらに返ってきた時に送り先に問い合わせても相手方がわかっていないケースが大半で更に上から素通りして降りてくるってことでしょう。
はっきり言って情けないの一言です。
お客様を集めることばかりに集中して肝心の商品のことを知らない(教えない)大手の会社の体質がこんなしょうもない事ばかり起きる原因な気がします。
かと言ってそんな情けない大手に頼らないといけないメーカーですから・・・
上からものを見られて、こちらは文句を言えません。
取引停止だとか言われたら倒産しかねません。
だからこっそりここで愚痴を書くんですねぇ(笑)
解決できる物をメーカーに丸投げして、無駄な送料が年間いくら掛かってるんだろうかって思います。もちろん送料だけの問題ではありませんが・・・
これら送料や地直し代はメーカーは大きな負担ですが(下代に変わりは無いので)消費者にのしかかってくるのは誰が考えてもわかること。
こんなことしている業界だから廃れていくんでしょうね。
本当に情けなくなります。
2007年1月27日 (土)
任せないで(>_<)

前回の帯を作ってる時にたくさんの絵刷りを持って帰られていた得意先の方が来ました。帰りぎわに捕まり社長と一緒に話を聞くことになったんですが、話を聞いてたからわかるやろ!?後は任せるわ!で、製作しております… まぁ得意先の方もだいたいのイメージのみでそれがそのまま私に降りてきた感じです。この帯はポイントのみです。帯は基本的には太鼓と腹だけ柄が入ってれば問題ありません。締めた時に柄が見える部分。太鼓、腹、垂れです。それとは違い全面に柄が入ってる普段私が作ってるものは「全通」と呼ばれます。こちらの方が豪華に見えますが前者が基本です。更紗のモノトーンで三角取りです。部分的に柄が入るので一番いい所を当てはめていきます。この帯は地色を染めません。このように地色が白地、もしくは限りなく薄い地色の場合は「きなり」と呼ばれます。先染めして後から柄を入れる場合は「乗せ」と呼ばれます。
2007年1月26日 (金)
ぼかし
ようやく終わりました。長かった(>_<) 明日蒸し、水洗で明後日にあがりが見れます。柄は白糊して刷り。地場はピースで半分だけぼかしてあります。このピースにも苦労しました。長い間使ってない染料のせいか、寒いからか、染料カスが多くて茶漉しで漉し切れずいきなり詰まってしまいました(>_<) やむなく分解&洗浄、そして染料を炊いてカスを溶かしました。ピースの場合は詰まれば使い物になりません。きれいに染料がでないのでムラムラになります。更に染料粒が飛んだりしたら直しがききません。簡単そうで実は難しいです。ぼかしは刷毛、ピース、引き染の3パターンが基本です。糊ぼかしもありますが、主にスクリーンでの捺染に多様されます。刷毛での作業がある板場で糊でぼかしはそんな彫りの型かガーゼを起き半通しにする方法を使いますが少ないです。ピースはエアスプレーで中心から円を描くようにぼかしが入ります。染め方によって色んなことができます。刷毛の場合は染料をカスカスに持ち濃くしたい部分を刷れば軽く当る毛の部分がボケます。刷
毛は生地に刷り込むのに対しピースは生地の表面に染料が付着するだけなんで濃度を上げるのは苦労します。刷毛で使う染料よりも濃いめに作ってありますがなかなか難しいです。引き染の場合は生地を濡らして引き染用の刷毛で染めます。その時に水分を多く着けた場所に染料がしみだしてボケます。それぞれぼかし方は異なります。ピースは機械的で嫌う人も多く、それを知ってる販売店は高く売りたいが為に引き染だとか刷毛でぼかしてるとか嘘をつくとこもあるみたいです。正直にピースだと言えばいいのに…
2007年1月24日 (水)
おち
この前の「カッティング」の帯がまだ終わりません。
8本なんですが、帯でこれだけの時間を費やすのは異常です・・・(-_-;)
繰り返しのカットに20枚分(10×2)の型、そしてテープに張り付いた白糊が浮き上がったり、比較的しっかりと刷りこんでいたり、そしてスピード違反の精神的ショックがあったり・・・etc etc となかなか進まない重い帯なんですが、「おち」も1つの原因。
今回の「おち」とはそのままで「刷り忘れ」です。
絵羽の襟の部分などは非常に「おち」をしやすい部分です。
当然「刷り」以外でも「おち」という言葉は使われて、糊であろうが同じです。
また、「カッティング」やその他のことでも作業工程で抜けた感じのことは「おち」と表現されます。
ちなみに「段落ち」という言葉もありますが、こちらはミスしたときの言葉でなく、型の彫りのことを言います。「おも」「けし」とは少し違う感じで同じ色を刷り、色の濃淡を表現することです。更紗調の柄によくあります。
またこれに近い感じで「にじみ」と言われるものもあります。
こちらは同じ色を重ねることにより花などの柄を浮かび上がらせたり、立体感を出すように型が彫られていることをいいます。主に更紗や茶屋辻などの屋根部分や建物に使われたりします。
2007年1月18日 (木)
カッティング

またまた帯です(汗)今度はカッティングがメインで切りまくってます(ノд<。)゜。 この柄は両方に同じ柄が入りますが右と左で配色が異なります。なので防染糊を置いた後、片方をカッティングして伏せて刷りをし、それを繰り返します。その後反対側も同様にして染めます。カッターの刃が入る回数が多いほど生地を切る可能性が高くなり慎重に作業をしなければなりません。カッターの刃はすぐに切れが悪くなり、最初はカッターの重みだけで切れますがだんだん切れなくなります。切れないと力を入れてしまいたくなるのが人間の心理で、切れが鈍い方が生地を切りやすくなります。さらに糊の上を切ると刃の寿命はますます短くなるので頻繁に交換します。染めのミスは柄を変えたり足したりすれば目立たなくなったりするし、地直しで大半直りますが生地を切ったら直しようがありません。今作ってる帯はこうした下ごしらえがメインです。最新の注意が必要です。
2007年1月16日 (火)
帯、帯、帯…
新年からずっと帯の製作をしてます。写真の柄は作ってた規定の帯8本のうち1本をミスしてしまって自由製作に変更しました!部分的にテープを貼って直接刷毛ですります。面積の広い場所をすることをベタすりと言います。逆に糸目の場合はカチンすり、ぼかしを入れたらぼかしずりです。これらを同じ規格の刷毛ですべて行います。カチンすりなどの糸目の場合は新品から少し使ったくらいが刷りやすく、せきだしやベタは古めの刷毛の方が使いやすいです。刷り方や用途によって使い分けることがストレスなく作業をするコツになります。しかし見分けはかなり難しく熟練した職人さんは触ればわかるみたいですが、私はまだまだやなぁって思います(>_<)
2007年1月11日 (木)
ねぶる
ねぶる…とは型裏に着いた糊が生地について汚したときに使われる言葉です。ズリによく似ていますが引きずってついた汚れではなくまぁこの辺りはビミョーです(笑) こうした汚れがついた状態で出来上がった着物や帯を見たときに、その部分を「じじくさい」と言います。はてさて、このじじくさいって言葉、もしかして京都弁?他府県の方に意外と通じないんです。かなり頻繁に使われます。意味はちょっとすっきりしない。って感じです。例えばスーツ着ててシャツがちょっとだけ出てる、とか塗り絵などで枠から色がはみ出てるとか、揃えてあるものからわずかにはみ出て見た目が悪い時に用いられる言葉です。じじくさいって言われて通じますかね?ちょっとした疑問でした(^^ゞ でも何でじじくさい、なんでしょうね(笑)
2007年1月 6日 (土)
仕事初め
5日から仕事が始まっちゃいました(^^ゞ
しかし挨拶だけして終わりで1時間ほどで退社。
毎年のことのようです。
個人的には大歓迎なんですがちょっと不思議な気がします。
受け取りの職人、もしくは下職の会社では大手が仕事初めは挨拶回りなどで
生地が職人の手元に来ないので仕事にならないから準備だけして終わりって感じの習慣が定着したのかもしれないですね。
2006年12月28日 (木)
大掃除

今日で仕事納め。大掃除してます!今回は前日から大掃除を始めていたのでいろんなとこを掃除できました。この工場に移って10年くらい経つそうですが、1度も掃除してない所などにも手が届き多少はきれいになった気がします。受け取りの職人は掃除をしてもお金にならないんで自分の島だけをサッと掃除するだけなんで共有部分はほんとに汚れ放題でした(汗)どこを拭いても染料まみれで、床は糊がついているのでスッキリきれいになることはないです… カビの生えた糊の臭気に襲われたりなかなか悲惨です(>_<) もちろん使い物にならないので捨てます。用途ごとに分けられている糊と汁の整理が大変だったりします。 さてさて、今年も残り僅か、皆様よいお年をお迎えください!そして来年もよろしくおねがいします(^_-)
2006年12月18日 (月)
2006年12月17日 (日)
2006年12月14日 (木)
1疋

1疋(ぴき、ひき)と読みます。生地の単位で1疋で2反分の生地の長さになります。肩裏などを染めるときは3等分されて渡されます。1疋で6枚の肩裏が染めれます。牛首なども1疋で織られて2等分されるようです。普段使わない単位なんでなんのこっちゃってなりますね(^^ゞ
2006年12月13日 (水)
マッチ棒

♪ギンギラギンにさりげなくぅ〜♪ とまぁIQサ○リのアナウンサーようなベタなことしてスンマセン(笑) さて、今はマッチの柄を染めてます。火薬の部分は色防染糊。軸は普通の防染糊です。前回に比べたら難易度は低いですが、何かと気は使います。これは染め出しで襦袢などになるものです。柄が小さいので糊がかすれてたり、軸や火薬の部分が型に糊が詰まったりして細くなったり小さくなったりした時に大変気付きにくいので注意が必要です。先日大きな失敗をしてヘコみ気味です(>_<)糊を描くときに型が滑り柄を潰してしまいました…地直し直行です(泣)帰り際に「簡単な柄の場合には気を抜くのか単純なミスが多い」と怒られてしまいました…気を抜いてるつもりはないんですけどね… 生地は薄いし広巾でやりにくいし型は動きやすいし本当に仕事しにくいですが、作業してない方にはわかってもらえません。でも結果がすべてですから反論できませんが(>_<)
2006年12月 8日 (金)
ミスした時の職人言葉
今日、ようやく裏疋田が終了して、明日はその上に糊を置く作業。
ようやく神経を使う仕事から開放されます。
一緒に仕事をしている年配の職人さんが現在作られている「祇園祭」の絵羽。
超重い仕事を牛首紬で染めていました。
この上がりが素晴らしく良くて、見た目というか存在感というか、柄もいいし、生地もいい。
写真を撮り損ねたのが悔いが残ります。
現在仮絵羽に出しているので見る機会があるかないかなんですが、反物にすごいオーラを感じました。
さてさて、ミスした時に職人さんが使う言葉。
結構色々あるんです。
「ずり」・・・糊置きの際、星を合わせられず一度型を生地に置いた状態で星を合わせ直した時に型の裏に回った糊が生地に着いてできる擦れた汚れのこと。
「がちゃ」・・・糸目のカチン刷りなどで星が合ってない状態で刷ったが為に、綺麗に糸目にならずがちゃがちゃな感じになった場合などのこと。
「ず」・・・地貼りの際、トロが多すぎたり、綺麗にトロ刷毛で拭き取ってない状態で地貼りをしたが為、地色を染めた時(主に引き染め)に裏がマダラな状態になったりすること。
とまだまだ色々あります。それはまた気が向いた時にでも(笑)
意外とそのまんまな感じもするので知らなくても理解ができますが、語源不明のこの言葉。
「かっぱ」・・・剣先なしで板の裏表を振りかえなければならないのにそのままで送ってしまうこと(振りかえかっぱ)や、ステップの型をステップせずに送ったり、絵羽などの柄が合う部分の寸法を間違えたりetcetc と、間違った時によく「カッパした!!」と言います。
何故カッパなん??
これがちょっと意味不明・・・
親方などにわからないように職人同士で通じる造語なのか、カッパの皿が裏向きだからなのか、はたまた全然違うとこからの語源なんだろうか・・・
謎です(>_<)
2006年11月30日 (木)
表疋田
今日は急な依頼物の仕事が入り、一段落したところでその仕事に取り掛かりました。
前回紹介の裏疋田と逆の「表疋田」
糊疋田と呼ばれるものです。
裏疋田より難易度は高く難しい柄なんですが、今回はカットしてある小さな部分にその柄うをはめ込むだけの作業なんで大して難しくはありません。
引き染めをするようなんで普通の防染糊(ハイジットはしごき用)では耐えれない可能性があるので今回はゴムの染料を使いました。
他社の仕事なんでそのあたりは確実で問題のない選択がされます。
ゴムの糊は堅さや描き心地は一般的な友禅糊と大差なく、変わり映えもないのであえて写真も撮りませんでした。
ただ、乾きは悪く、仕事がはかどらないのと、洗浄が厄介で、水では落ちません。
よって灯油や「パークレン」「ハイクリーン」という、ゴム染料専用の洗浄剤で洗います。
「ハイクリーン」ってそのままやんけ~~!!でもすげーシンナー臭い・・・
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2006年11月29日 (水)
裏疋田

昨日から疋田柄を作ってます。写真のは裏疋田と呼ばれ、防染糊を置き地色を染めると疋田柄になります。ハイジットと呼ばれる江戸小紋などの細かい柄の糊置きで使われるタイプの防染糊で描きました。通常のは糊疋田、刷りは刷り疋田と呼ばれます。絞り調子の柄を糊や刷りの型染で表現します。疋田は疋田鹿子と呼ばれ、子鹿の模様のイメージです。鹿は縁起物の動物の1つで、着物や帯の柄によく使われます。柄の内部に入る場合もありますが、今やってるのは生地全面に置く非常に難しい作業です。駒ムラ、型口、に染め難が出やすく、前回に「難易度激高」と紹介した柄より難しいです。1型づつ染めては洗い慎重な作業です。駒べラの圧が高ければ潰れたりするし、均一に描いていかないと疋田そのものの大きさや空間がバラバラになり、それが染めムラとなります。熟練の職人さんでも気を抜くと失敗してしまいます。また、この柄だけで表現するんで誤魔化しは効き難く直しようがありません。
そしてこの生地は広巾で、型がギリギリなんです。
真っ直ぐに生地を貼らないといけないので星取りにも気を使います。
星きっちりに合わさないと型口が必ずでます。融通が全くきかないので星を繋ぐ際、振ったりしたら柄が生地に乗らないし、突っ込んだりしたら型口が出てムラになるし、って感じです。地貼りから気が抜けない作業です。
ムラがでたら染め難だと言われ、綺麗に作ると機械で染めたんでは?と疑われ、いい気分のしない柄です。
しかし見た目は非常に上がり栄えする良い柄です。職人泣かせですね。
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2006年11月21日 (火)
一体何者!?
最近K弁護士という方が言いたい放題言うていますね。
「たけうち」を倒産に追い込み正義の味方面している方です。
テレビに出演してあ~だこ~だ言いたい放題。
着物が嫌いなだけで好き勝手していますが皆さんはどう思われているのでしょうか??
私の個人的な意見ですが書かせてもらいます。
強引な商法が原因で販売不振になり倒産した「たけうち」
確かに問題はたけうちにあったかもしれません。
しかし、前にも書いたように展示会=販売会です。
訪問販売で強引に売ってるわけではありません。
買う気がない方は来なければよいのです。
目当ての物がなければ買わずに帰ればよいのです。
いい大人なんだから嫌なら判子を押さなければよいのです。
自分の意思が弱いだけなのに買わされたなんて勝手過ぎです。
買わされたとか言う方に自分が一生懸命作ってるものを手にして欲しくありません。
前にテレビでこんなコメントが流れてました。
「店員に持ち上げられ家族のように仲良くなっていい気分になり買わされた」
これって買わされたっていうんでしょうか?
買う気がないなら何故わざわざ展示会場に足を運ぶんでしょう?
それにチヤホヤされることが楽しくて喜んで買っていかれる方も多数いらっしゃいます。
デパートなどでも洋服売り場では店員があれこれ進めてきます。
ホストクラブでは女性を持ち上げてボトルなどを入れてもらえるようにします。
なぜ着物の販売で同様のことをしたらこれだけ叩かれるのでしょうか?
世の中に着物など必要ないとおっしゃてるK弁護士。
私の憶測でしかないですが、お客様をそそのかし無理矢理被害者に吊るし上げているように思います。お客様もK氏に利用されているだけではないですか??
彼の次のターゲットの会社があります。そこが潰されると連鎖で潰れるところも判っています。そして彼は問屋や小売屋だけでなくメーカーそのものを潰したいようです。
ふざけるな!!って感じです。
彼は数名の強引に買わされたという被害者を救ったつもりでしょうが、従業員5000人のたけうちの社員、そしてその家族を地獄に叩き落しているのです。
連鎖倒産した「次田」の従業員をもどん底に叩き落して、さらに作家、染色屋、生地屋、刷毛屋、染料屋・・・かなり追い込まれた経営状態に追い込んでるのも事実です。
K氏に「たけうち」の従業員やその家族、そして連鎖倒産した「次田」の従業員、そしてその影響を受けた自営業や個人商店、その他影響を受けた人々の生活はどう保障してもらえるんでしょうね??そしてまた路頭に迷う多数の従業員達を作ろうとしています。彼は着物など必要ないとおっしゃってますが、友禅染の文化も根絶したいのでしょうか?でも私を殺さない限り絶対になくなりませんよ。
テレビなどのメディアはK弁護士の雄弁と着物業者=悪徳業者ということしか言ってくれません。
私の意見にも賛否両論あると思いますが、本音で書いてみました。
このサイトを閲覧される方は少なからず着物に興味のある方だと思っています。
周りに惑わされず自分の確かな目で物事を判断されることを期待しています。
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2006年11月16日 (木)
巻き貯め

巻き貯めとは余った生地を巻き取って板に汚れないように張りつけておくことを言います。着尺で普通3丈なんですが、八掛付きの着尺は4丈あります。振り袖も4丈です。4丈でだいたい16㍍です。板が片面7㍍、両面貼っても14㍍しかないのでこのように巻き取って、生地の切れ端を被せて止めておきます。押しピンで止めたりもしますが、稀に重さで外れたりするので、タイヤのチューブの端にハンガーを切って板にひっかけられるような道具を作って押さえ付けておきます。板に貼った部分すべて染め終えてから、また地貼りをして残りの生地を染めます。3丈の着尺の場合も板からはみ出る長い生地がありますが仕立てに問題がないので板からはみ出た生地は染めたりはしません。1丈=10尺です。
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2006年11月15日 (水)
タタキ

「タタキ」とは、柄の中や地場などにマダラでランダムな点や線がちりばめてあるような感じの柄で和紙をイメージしてもらえば一番わかりやすいと思います。悪く言えばひび割れとかシワくちゃな感じです。風合いが良くて刺がない感じに仕上がります。柄の中にあるタタキの型の場合は型口や染めムラなんかもわかりにくくなるので大変良いのですが、タタキのみの型(型にもよりますが)で柄を置くのは逆にムラがつきやすくて難しいです。特に防染糊を置く場合、型口やコマムラががつきやすく非常に厄介な仕事になります。一回づつ洗ってもうまく糊を置かないとムラがつくので気を使います。
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2006年11月10日 (金)
広巾の生地

今、広巾の生地を染めています。男性用で生地幅が広いです。写真右の見本は普通サイズで1尺ですが、1寸2分長いんです。たった4㌢程度のものなんですが非常に厄介だったりします。まず、今染めてる右上の方は柄が入ってません。仕立ての際縫い込みに入るので問題はないですが、柄が入らないということは星が生地の上に乗ってしまうのでアオバナなどで打ちます。左側は縫い込みが3分なのでそれ以上中に寄らないようにしなければなりません。それには生地を真っすぐ貼らないと型を送る際振ってきます。しかも面倒なことに、板には墨打をしてあり、外側同士で1尺分ありますが線に沿って地貼りをしたら生地が板の上に乗らなくなるので利用できないため感覚で貼らなければなりません。真っすぐ貼ることは意外に難しいんですよ。
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2006年11月 8日 (水)
工場見学
午前中に〇〇染色ってとこに工場見学に行ってきました。我が社は板場ですが、そちらはスクリーンとローラーで染めておられます。板が片面7㍍に対し、なんと30㍍もあり、8面ありました!すげ〜&なげ〜(◎-◎;) 型も自動で洗えて(車の洗車のちっちゃい版)びっくりしました! スクリーンだけに、すべて糊置きで、私たちが刷毛でするような感じも糊でできていました。 ローラーの方は職人さんが休まれてたみたいで機械は動いてなく残念でしたが型や機械の説明をしてもらいました。きれいに染めることが手作業では不可能なことができます。でも味は無いってボヤいておられました。やはり大量生産になるので小口が主な私たちにとって違う世界だなーって思いました。手染には手染の良さが、機械には機械の良さがあるんですね。選ぶのは消費者ですけど…
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2006年11月 1日 (水)
「おも」と「けし」
補足です。
前回「2枚けし」と書きましたが、何のことかわからないですよね(汗)
「おも」「けし」とは同一色を2枚以上の型を使って染める際に使われる言葉です。
昔の型で、糸目の摺りなどは2枚以上の型を使って摺りました。
これは円系のものを描けないからです。抜け落ちてしまうので・・・
例えば半円を2枚使い、円を描くって感じです。
競馬で言えば、黒三角▲なら1枚でできますが、△なら中に色が入らないし、1枚だと間が抜けちゃうので2枚使って描きます。
花柄など複雑な模様になると更に枚数が増えて3枚なら「3枚けし」4枚なら「4枚けし」と言われます。
糸目にかかわらず、摺りの場合は同色を複数枚描く事が多々あります。
更紗のようにわざと色の重なるところを作り段になるようにできているのもあります。
そして、糊を描く為のスクリーン型、枠型などは「紗」と呼ばれる網目があり、円形の柄でも1枚で描ける様になりました。しかし糊ものは型裏に糊が付着するのを防ぐ為に1型飛ばして描くことが多いです。1型飛ばしで描く場合にも最初に描く方を「おも」、間を埋める
2回目を「けし」と言ってます。
糸目にかかわらず伏せの時にもこの言葉が使われてます。
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2006年10月30日 (月)
吉原雀

誂えと平行して「吉原雀」という柄を染めてます。吉原雀の由来は歌舞伎の演目とか、吉原での遊び人だとか、「や」のつく自由業の方の入れ墨の種類だとか、この柄が何を意味してるのか実はよくわかりません… 糸目以外は刷りですが、意外とベタ部分が多く2枚ケシってことで、ムラなく擦るのが厄介です。なんや変な踊りを踊ってるおっさんの群れって感じです。パタリロっぽいですねぇ(笑)♪ お手を拝借!!服は黄色で擦るべきだったかな(笑)
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2006年10月27日 (金)
誂え
今日は「誂え」の生地を染めてました。以前紹介したテントウムシの柄です。「誂え」は、言わば持ち込みみたいな感じです。と言うのも、友禅の組合が出しているカタログの様な本があり、組合に入ってる各染め屋が数点選んで載せてます。それを見たお客さまが作ってほしいと注文されます。しかし生地はお客さまが持ち込みます。新品の生地の場合もあれば、何度も染めては反物にして色を抜いた古生地の場合もあります。今回は新しい生地だったのでやりやすくてよかったです。古生地は大事にされてるなーって思うんですが、汚したり失敗したら弁償しなければならなくなります。たち悪い場合、問題ないのにクレームきたりします。すんげー高い生地とかもあるので自社製品制作の何倍も気をつかいます。失敗は許されないので…
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2006年10月21日 (土)
嫌なタイプの生地…

これは、とある柄専用で使っている帯生地です。スケスケです(◎-◎;) 着尺の夏物の生地もこのような感じでまさに見た目は涼しそうで風合いがあり、とてもいいんですが………… これも当然板に貼り染めますが、スケスケということは糊や汁の染料をとおしてしまいます。汁はどんな生地でもきつく擦ると通しますが糊はとおりません。このような生地でのみ、とおります。生地を剥がした時、板にこびりつく糊を落とすのが大変で普通の生地以上に後始末に手間がかかります。こびりついた糊はなかなかきれいに取れないので、こそげで削り、水を含んだタオルで拭き取っていきます。結構ゴシゴシするので大変です。
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2006年10月20日 (金)
帯裏…

今週はセット企画の帯を大量生産してました。バタバタと忙しく、今日までに表裏あわせて70本染めました(汗)定番の柄で作り慣れていたので要領良く仕上がっていったってのもありますが、マシーン化してました( -_-) ま、これで35本は仕立てに出ます。まだまだあるんですけどね(泣) さてさて、帯裏も定番の柄も、社長曰く「飽きた」 ………って、お〜い(・・;) はいっ!新しい企画用の帯と帯裏数パターン考えます(泣)
と、いうことで新作に当てはめる帯裏15本。気に入って頂けるんでしょうか…
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2006年10月19日 (木)
2006年10月11日 (水)
税務署・・・
最近はすでに紹介してしまってる仕事ばかりでなかなか更新できなくてスミマセン(>_<)
今はまたまた「金彩の帯」を製作しています。
この帯の種類を増やす為、新しい型を11枚作りました(もちろん業者さんに発注です)
これらの新しい柄を使ってまたまた作っていきます。
この帯にあうような着尺を作れとの指令もあり、またまた悩める日々が・・・
昨日から税務署の職員の方がきてました。
会社になり3年目ということで、その年には必ず来るみたいです。
まぁwelcomeって感じではないですが、なにかと根掘り葉掘り聞いていかれました。
お願いしている税理士さん曰く、今までどおりで何の問題もないですよ、との事。
これだけ何の問題も出てこないのは珍しいくらいだそうで、感心されてたみたいです。
税務署の職員さんご苦労様でした。
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2006年10月 4日 (水)
影響が・・・
「たけうち」倒産の影響が少しづつ出てきているみたい・・・
実家も染色業ですが、仕事がめっきりなくなって、年末まではこのような状況かもしれないという話。得意先も(特に生地屋)最悪の状態みたいです。
大量の在庫を持っていた「たけうち」が潰れたことにより、商品は飽和状態。
関係していた小売屋や問屋は返って来た在庫を売るために必死。
この業界、今は商品があり余ってる状態、新しい商品を作れないんですよね・・・
なので、新しい生地を買って新しい物作りなんてとてもできないし、やはりこの不祥事でイメージが悪いのか各催事場はお客さんがあまり来ていないみたいです。
もちろん買ってくれる方が来ない=在庫が減らない=新しい商品を作る必要がない・・・
の悪循環が続けば、小さな町工場や、「たけうち」に依存していた作家は廃業に追い込まれることになるでしょう。
幸い我が社は影響が少なくて、物作りもしています。
しかし、催事を提供してくれる問屋や小売屋は少なからず「たけうち」の影響を受けています。
催事という、売る場所がなくなれば我が社も危険かもしれません・・・
ほんっと、嫌な世の中です・・・(>_<)
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2006年9月20日 (水)
着尺のせきだし

少し前まで紗ずりを10反していて、現在はせきだし3柄10反作ってます。白のり置きも大変ですが、直接生地に染料を刷り込むので肩が凝るし固まってくるし手は痛いし腰も痛いし大変です。生地が縮緬なんで白のり置きも難しく、込めて描くとしぼが高いため潰れ気味になります。かといって軽く描くと擦れて細い線が下りてなかったりします。厄介です…(>_<)
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2006年9月13日 (水)
金彩の帯

先日まで金彩の帯を作ってました。友禅に使う金は樹脂系の糊をおくか金箔をシンナーなどで張り付けていくかのどちらかです。今回のは糊置きで、引き染をした帯に様々な取り型をとり柄をはめていくってな感じです。メリットは見栄えがいい。豪華な感じがする。加工が少ない。デメリットは、色数が少ない。糊が樹脂なので、剥がれたりすることです。もちろんそれをきっちり説明し納得してくれた方に買ってもらうわけですが… それでもトラブルが多くなるので実はこのような加工は敬遠されがちです。我が社では今回初の試みで、多少剥がれても目立たないようなことも考えながら作ってみました。色数も少ないし良く見せるのはなかなか難しいです。
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2006年9月 6日 (水)
余波…
「たけうち」倒産の余波が早速でましたね。「たけうち」との取引が6割くらいあっ「次田」。負債は50億とか… これからの半年、1年でどれだけ変わっていくのかな。最近〇〇が危ない。△△がヤバいみたい。とか、嫌な話しか聞こえてきません。昨日来られた生地屋さんの得意先が、「たけうち」の倒産で年内の仕事が完全になくなったとこがあり、来年まで持ちこたえれるかどうか、みたいなことも聞いてきたようで…
一部の馬鹿な社員や無理強いする上司などのせいで、全てが悪いように思われて信用がなくなってしまい、業界全体に余波が広がって… 実際、「たけうち」の中でも、ごく1部の人間が行ったことで、大半の社員は普通だったはずです。それはアイフルなどの金融業界にも言えることだと思います。消費者や被害者も、買わされたと文句言う前にいらないってはっきり言えばいいと思うし、展示会や催事なんて販売会なんだから、買う気がないなら行かなければいいんではないでしょうか?しかし販売会に連れてくるために汚いやり方をしてる会社はたくさんありますが( -_-)
特に呉服屋の行う、着物の無料着付け教室なんて危険かと思います。先生に展示会誘われて着物勧められたら断りきれないってこともありますし。しかし買わされて、後から文句言うくらいなら行かなければいいと思うのが私の本音。値段の問題でなく、苦労して作ってるんですから… 集客や新規ユーザーの開拓など、必要な事もわかります。しかし欲しいと思ってる人に買ってもらいたいです。作り手の意見ですが…
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2006年9月 5日 (火)
てんとうむし

昨日から「てんとうむし」の小紋を6反作ってます。1型分に13匹います。なぜか足4本( -_-) 6本ないと収まりが悪い気がしてなりません(笑) 大手が潰れても仕事があることは幸せなことです。次は〇〇〇〇って囁かれてますが… ここが潰れたら、実家は確実に潰れます… そうなったら仕事回してもらえるように社長にお願いしないとダメですね。
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2006年9月 1日 (金)
倒産…
今朝、新聞に「たけうち」という呉服屋の倒産が載ってました。以前から危ないとの話は聞いてましたが呉服業界の総売上の2割を占める超大手。かなり影響がでるのら必至です。原因は強引な販売とか書かれてましたが、信販会社の個人に対するローン額の引き下げなどもあるようです。我が社にも間接的にですが関係があり影響が出てきて、社長、専務はバタバタしています。連鎖倒産する会社も当然出てくるし小さな町工場等は一溜まりもない状態です。我が社は持ちこたえれそうですが、この業界、やはり廃れていくだけなんでしょうか… 転職考えないといけないのかもしれません(>_<)
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2006年8月28日 (月)
七福神

ってな柄を先週末から作っています。ちっちゃい七福神がいる柄です。写真ではかなりわかりにくいですね。この状態で型7枚使ってます。かなり色も詰まってる感じがしますが、あと3色入り、その後伏せをします。ステップのような送りで染めて行くのでそのうちカッパしそうで心配です(>_<)
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2006年8月17日 (木)
連休も終わり・・・
土曜からの5連休もあっというまに終わってしまいました・・・
京都では、16日に五山の送り火があるため16日まで休みってのが一般的です。
ということで今日からお仕事。
さすがに体がついていきませんでした・・・
今日から10反、「はんなり」シリーズなのか、会社がどう扱うかは不明ですが摺り型2枚にもかかわらず、1反作るのに丸1日かかってしまいました。
星から星の送りが短くて、柄も細かいので気を使います・・・
月末近くまでかかると思うと気が遠くなります(>_<)
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2006年8月 7日 (月)
嫌な記事・・・
一昨日くらいに京都新聞で嫌な記事を見ました。
またまた着物業界の強引な販売で裁判になったようです。
新聞に書いてあるだけでどの程度信用していいのかはわかりませんが、
総額2900万円分の着物や帯を売りつけられたらしいです。
その問屋(小売り屋?)は西日本でのかなり大手で優良だと言われてたところです。
被害者は強引に売りつけられて、酷いのは、自宅に勝手に商品を送りつけてきて代金を請求された、との事。
ほんとかよ!!って思いますがこれが事実ならほんとに大変です。
こんなことするから着物、催事、展示会=無理矢理買わされるってイメージになってしまうのです。
着物が好きな方々さえ引いてしまう内容なのに、これでは新規の方なんて絶対に来なくなってしまいますね。
一部の愚かな会社、たとえ優良企業であっても、たった一人の愚かな社員のせいで業界が地の底に落ちていく・・・
正直自分の会社は大丈夫だとなかなか思えません。
それは製造元だからです。
大手の力を借りなければ販売できません・・・
私達業界の人間は自分のところは悪いことしてないから問題ないとわかっていますが、お客様、もしくはそうでない着物に興味がない方は特に、この業界全てが悪いイメージになってしまいます。
そんなところばかりではない!って大きな声で言いたいですが、きっと限りなく近い、もしくはお客様の受け方によってそんな感じのことがまだまだ出てくる気がします。
いったいどうなっていくのでしょう・・・
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2006年8月 3日 (木)
擦り疋田
現在摺り疋田の訪問着を作っています。
竹の模様をイメージしたちょっと変わった摺り疋田なんですが、厄介度合いは普通の摺り疋田と変わりありません。
ほんとに難しいんですよね・・・
摺り疋田とは、摺りで疋田を描いていくものです。型の枚数は様々ですが我が社のは3種類あり、3枚、6枚、7枚のがあります。今使っているのは6枚もので。3枚ものは未だに使われておりません。もちろん枚数が多い方が厄介で難易度も高いです。
実際ほんとに困難なのは小紋で、同じ濃度、同じ太さで一反染めなければならなく、訪問着のように一部に柄が入る場合は多少濃淡や太さに気をつけなければならないものの小紋ほど大変ではありません。
疋田とは鹿の子供の背にある白い斑点をイメージしたものと言われています。疋田鹿子(かのこ)と言われて、主にシボリに使われてます。
型1枚に木の枝の切れ端みたいなのが並んでいて、型を重ねていくと疋田の模様が出てきます。型の湿り具合、刷毛の汁の含み具合、刷る強さなどで全然変わってきます。
シンプルで派手さのない柄ですが、非常に味があり雰囲気、風格は群を抜いて素晴らしいものです。まさに職人技って感じがします。
私は小紋一反任せてもらえるほどの技術はないんでまだまだだなって思います・・・
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2006年7月28日 (金)
八掛

週の初めから取り掛かっていた訪問着の第1段がいよいよ最終段階。八掛にも柄を入れて、週明けに伏せをして引き染めにいきます。寸法のこと等で頭は大パニック(T_T) なんてややこしいんやろ… ここ最近は8月末にある逸品会と呼ばれる催事の為の新作作りに追われて忙しくてフラフラです。盆前までに終わらせないといけない(仮絵羽、引き染など染めたあとの工程のため)仕事が山積み(>_<)気が重いです。
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2006年7月27日 (木)
新しい仲間。
どうやら新しい人を入れるみたいです。
先月に一度面接に来られて、今日もう一度来られました!
高知から京都へ・・・2回も足を運んでいただいて、ご苦労様でした!
9月からのようですが、とりあえず住む場所からのようです!!
23歳女子、様々な面で板場はキツイと思いますが頑張ってほしいなぁ~って思ってます。
最初からっていうか、半年、1年ですべてできるようになるような仕事ではないので気長に焦らずやっていけばいいんではって思ってます。
しかし、遂に先輩って立場になるんですよね(-_-;)
ミスも多いしまだまだなんですが、今まで作ってきた比較的難易度の低い商品を作ることが確実に減るので気が重かったりもします・・・
あ~、楽したい(笑)
さてさて、どうなることやら・・・
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2006年7月21日 (金)
あちゃー(>_<)

板洗い前に作っていた帯に金糊を置きました。いい出来だと思ってた2番目の帯は製作時のミスが響き、多い目に金糊を置いたことがよい色合いを潰してちょっとがっかりしてます(>_<)これはこれで良いと言われる方もいるので問題はないんですが、自分が出したい雰囲気ではなくなりました。出来ることならもう一度同じように作ってみたい… 3番目の帯は金糊を置いたことでかなりよくなりました。もちろん良くなるように配色も考えているのでホッとしました(汗) 金は白、黒や濃い色は立つので場合によれば鮮やかに、雰囲気をガラッと変えてしまいます。しかし淡いベージュやグレーなどはまったく目立たなくて多少くすんで見えたりします。使い分けがなかなか難しかったりします(T_T)
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2006年7月18日 (火)
2006年7月14日 (金)
6日目

あぢ〜(T_T) 暴力的な暑さの中、今日は「敷き糊」をしています。「敷き板」と呼ばれるこまべらの大きいので「ネバ」と呼ばれる糊を板全体に、剣先→尻 尻→剣先と往復して塗ります。これを両面、板洗いした枚数分塗ります。ネバと呼ばれるだけあって粘り気が強く手が痛くなってきます(T_T)パーがしばらくできないほど固まってしまった感じになり、人によっては水脹れや血豆ができたりします。しっかり乾かしたらもう1度同じことを繰り返します。剣先や板の角など敷き板で塗れなかった部分はこまべらで塗ります。2往復して乾かした後、トロ(生地を貼るための液状の糊)を全体的に板に塗り、全工程終了になります。今日中に終わるかな(焦)
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2006年7月13日 (木)
5日目…

まだ終わらないんですよ…ヤスリ掛けが終わると「墨打ち」をします。生地を貼る時に目安にするラインを墨汁で入れていきます。その為の型も作ってあります。体力のいらない作業ですがミスすると大変です。歪むと生地がまっすぐきれいに貼れなくなるし間違ったからって簡単にこの線は消えません。次の板洗いまできっちり残るんで神経つかいます(T_T)
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2006年7月12日 (水)
2006年7月11日 (火)
板洗い3日目…

もう飽きてきました(>_<)なんて仕事やのにそんなこと言うたらダメですね(焦)ガリガリガリガリ… ゴシゴシゴシゴシ… 写真は濡れたタオルで浮き上がらした糊を削いでってる時のものです。結構力を入れて削いでいきますが、強引にやっちゃうと板まで削ってしまいこの後の作業のヤスリ掛けが大変になってしまいます。板は平らでツルツルでなければなりません。こんな感じで削ぎますが、一回では全部取れないので、またタオルを置いて浮きあがらして、糊を削いで、を繰り返します。
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2006年7月10日 (月)
第3段!

いや〜暑い(>_<)なんて蒸し暑いんやろ…京都独特のこの暑さ。湿度250%くらいありそうです…さてさて板洗いの前まで作ってた帯ができてきました。ちょっと手を加えすぎた感があったのと、2番目がよすぎたってのもあり、正直失敗かと思っていましたが、意外と良い感じになっていてホッと一安心(^^ゞ こちらもこの後、金糊を置きます。板洗い終わらないとできないですが…
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2006年7月 7日 (金)
今日から…

今日からは私の持ち場の板洗いです(>_<)暑い季節にわざわざ暑いことをせなあかんなんて悲しすぎ(T_T) 表に放り出して水浴びしながら板洗いできたらええのに… ♪浮き上が〜れ〜 浮き上が〜れ〜 浮き上が〜れ〜 敷糊(しきのり)〜♪ と、ハイパーくだらないガンダム風な替え歌が頭の中をグルグル駆け回ってます(汗) そうです、水分を含ませたタオルを板に乗せて敷糊が浮いてくるのをひたすら待つんです…前回も書きましたが一気に水で洗い流すことができない不便な板場(T_T) 今時雨漏りや水漏れする建築物ってあってよいものなんでしょうか!? もうこうなっては社長に早期移転の嘆願書を提出するか、京都という最終兵器を引っ提げて古くてボロイってだけの理由で国の重要文化財に指定していただき、修復してもらうかの二者択一しか残されておりましぇん… とまぁ、こんなくだらないことを長々と書いてたりする程退屈なんです(>_<) 1回目のタオル置きで投稿してしまっては後々どうしようか… 続く…(続くんかいっっっ!)
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2006年7月 6日 (木)
2作目

あがってきました第2段!少々汚してしまったのを手直ししなければならないものの、超COOLでカッコイイ!←自画自賛(焦) 女性用やんね?など冷ややかなツッコミは完全に無視しておきましょう(・_・| 2配色×2本で計4本。左は黒っぽく見えますが黒と青の格子が非常にいい感じで、右は対になるように明るい目のカラーを使ってみました。ベージュのように見える地色はグレーと淡い紫が格子で入っているからで、実物見ないとわからないかと思われます! ただ、ボカシをした大きな四角は不必要だったかも(>_<) 太鼓としての柄にしてはインパクトが薄く、この柄がない方がいろんな着物に合わせやすかったような気がするからです。寂しいからって思い、なんでもかんでも柄を入れたら良いってなことはないとやや反省… 次の作品に生かす…ことができるでしょうか!?この私に(・・;) 隙間があると柄をついつい入れたくなってしまうんですよね(焦)
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2006年7月 5日 (水)
第3段!

ネタ切れッス… ぼちぼちパンクしまっす… シュワシュワ〜シュワシュワ〜 セキダシばっかで肩がおかしくなりそうッス(T_T) 明日にはあがるかな? カッティングやテープの張り替えが大半の作業なんで、ずっと中腰…(糊描いたり刷ったりも中腰ですが) 痛くて痛くて(T_T) もう一頑張りッス(;^_^A
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2006年7月 4日 (火)
NEXT…
次は正方形と菱形を使った取り型で表現してみました。こちらは2配色×2で4本作ってます。もう少しで出来上がりです。前作よりは雰囲気はよさそうですが私の好みは関係のない話ですからね… 上がりが楽しみです(^^ゞ
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2006年6月30日 (金)
どうですか?

こんな感じでできてきました。あと1課程あります。私的には可もなく不可もなくって感じです(>_<)悪くはないんですが、こうしたらよかった、とか、考えてしまいます。しかし私が納得しなくてもお客様がいいと言われた物が良いものなんで、良いと言ってくれる人がおられればいいなーって思います。逆に自分自身納得の作品もお客様が良いと言わなければそれは良いものではないということですから…
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2006年6月27日 (火)
もう少し!

吉の帯の基本はシケ引き、大量のボカシ、セキダシ、取り型、なんですが、シケ引きする方(社長OR専務)が出張など多忙でできない。ボカシのピースは職人さんが嫌がるのとクーラーを傷める。しごきは糊を作る方の暇がない… このことを回避して吉の帯レベルの物作りはかなり難しかったんですがようやく形になってきました!結局セキダシと取り型、そして工夫してそれなりに厚みのある柄になりました。もう少しで完成です。限定2本! 出来上がりをお楽しみに(^_-) 私もまだ想像がつきません(笑)
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2006年6月23日 (金)
う〜ん(>_<)
今まで取り掛かっていた仕事が一段落し、次はおそらくこの帯を染めるのだろうって決め付けていた昨日。しかし出された仕事は予想外のものでした(泣) 「吉の帯」と呼ばれる、かなり手の込んだ帯。マジっすか(>_<) 規定ではなく新作。最近はセット用で比較的手間のかからない物の帯をデザインしていたんでなかなか頭が回らずかなり悩み中です。以前の雪輪などは「吉」シリーズなんですが…… 感覚ってのは簡単には戻りません(>_<)染めるにしても着尺してたら帯は短く感じるし、その逆も言えます。糊ばかりから刷毛を使う作業になったときもやはり感覚は違うし、同様に手のかかるものからしばらく離れていたのでどの程度の物作りをしたらよいのか…茶屋辻は規定の柄なんで問題外やし(>_<) 新しいものを生み出すのは簡単ではないですね(>_<)
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2006年6月19日 (月)
茶屋辻
先々週の金曜からかかっていた「茶屋辻」の柄がようやく今日終了しました。
「茶屋辻」とは昔の建物のことを指すようです。建物の周りには垣根や松、桜、笹、アヤメなどの植物の柄と流水を現す柄もあります。着物らしい柄で、主に絵羽に用いられます。
今回は帯を作ってました。10本、さすがに手間がかかります。
茶屋辻、辻が花などの柄は2型で1つの柄になるものもあり、「ステップ」と呼ばれます。この茶屋辻の柄は19枚×2の型でできています。
「茶屋辻」というのは総称で着物の柄はこうした総称で呼ばれることが多いようです。
ほんまめっちゃ疲れました(>_<)
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2006年6月13日 (火)
型の修復

古い型、使用頻度の高い型、角のある柄の型等、それなりに傷んできます。めくれたりすると、そこから染料が差し込み必要のない部分にまで染料がのってしまいます。そこでマメに修理をします。型の裏表にテープを貼り、その間に瞬間接着剤でくっつけて直します。ミリ単位の部分もあり、細かい作業になります。型を修理することも仕事の一部です。1枚だけ新しく掘り変えたりすると合わなくなったりするし、全部掘り変えるのはコスト面で問題があります…
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2006年6月 5日 (月)
染めムラ(>_<)

あれだけ頑張って描いたのに(;_;) 染めムラ出てしまいました(泣) こんな少しのことでもダメだと言われます… 6本中5本にこのようなムラが出てしまいました。このままでは商品にならないので「地直し」か染め直しをして問題が解消されたら商品として認められることになります。やはり難しいです。これでダメなら機械で染めたら?なんて思います。でも熟年の職人さんはきっちり作れる方もおられるので… まだまだ未熟です(>_<)
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2006年6月 2日 (金)
明日は休み!

昨日の柄、まだ描いてます(>_<) 明日休み、もうすぐ全部終わると思い気力振り絞ってやってます!段々この柄がクワガタに見えてきました(笑) 内歯が1本だったら、とか、こんなんノコやん!とか、わけわからんこと考えてます(笑)今夜辺りいってこよかな(汗)写真は「絵刷り」と言って、見本みたいなもので、すべての柄と型番号を紙に描いて保管してあります。
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図太くなりました…

出産直後はかなりイライラしてましたが、最近は慣れてきたのか体力がないのか、だいぶ図太くなり、覗いても無反応になってきました(^^ゞ写真暗くてスミマセン(>_<)
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2006年6月 1日 (木)
難易度激高!

防染糊をおくだけ…たったそれだけの柄です。しかし1㍉以下のラインやギザギザとか、とても細くムラの着きやすい柄です。1型1回描いては洗って、の繰り返し。非常に手間がかかり神経も使います… 派手な柄でもなく、色鮮やかなものでもない。シンプルなものなんですが、ごまかしは一切効かないので簡単にはできません…こんな柄考えるなー(>_<)
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2006年5月31日 (水)
おいおい・・・
昨日、事務所の裏辺りから「ミャー ミャー」と子猫の鳴声・・・
マジで(-_-;)
冷蔵庫の上に登り事務所と天井の隙間を覗くと・・
あらら、産んじゃってるよ(-_-;)
一昨日まではガサガサと音はしていたらしいが、まさかここで産むとは(^^ゞ
産んでしまったものはしかたないんでしばらく様子を見ることに・・・
子猫は5匹いました!まだ目も開いてなくてかわいいんですが、生地などに悪さしないかが心配です。
落ち着かなければ出て行くとは思うんですが・・・
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2006年5月26日 (金)
2006年5月25日 (木)
・・型の魔法・・染めの技術・・・
今までかなりわかりやすく噛み砕いて説明してきましたがやはりすべて文での解釈は限界があるのではないかと思いました。そこで、刷りだけですが一連の流れを見ていただこうと思いました!写真でどのようにして柄が出来上がっていくのかってのを説明しつつ、型の持つ力、友禅染めの力を感じていただければいいなって思っています。写真をクリックしてみていただけるとよりわかりやすいと思います。
※これはTシャツで、実際に商品として売られているものです。はっきり言うて無断での掲載なんで苦情があれば即削除します。尚、無断で複製やコピーを禁止します※
まず、無地のTシャツです。シャツの間に板を挟みくっ付けてあります。シワを伸ばしてしっかりと引っ付けます。着物を染める際での「地貼り」にあたります。
型には2箇所、対角線上に星の穴があります。
テープの位置に星が下りています。
左肩と右の裾あたりです。
テープを貼るのは生地を汚さないためです。星は柄としては不自然で小さくても目立ちます・・・
こんな感じです。対角線上に2箇所下ろしておくと狂いません。この星を目印にして型を置き色を刷り込んでいきます。しっかり合わせて型を置き刷っていかないと柄がずれたりして後々大変なことになります。
再び1枚目の型を置き刷っていきます。着物の生地はシルクですが、シャツは綿なんで使う染料が違ってきます。工程終了後「空蒸し」をしますがバインダーと呼ばれる顔料を使い染めていきます。前回紹介した金のりのような感じで樹脂系の染料です。水で色落ちは多少しますが洗っても完全に取れません。
こちらが1枚目を刷り終わった状態です。なんのこっちゃさっぱりわかりませんね。
黄緑色をした染料を軽く刷った感じです。
2枚目が刷り終わりました。輪郭が出てきます。1枚目の型と同じ色を使ってます。なぜこんな作り方になってるのかというと、型の強度、手染めの味、などがあります。重なる部分は多少濃くなり濃淡が出ます。
1枚目は軽めに刷りました。少しだけ尾の部分を濃くしたりします。
4枚目を刷り終わったところです。3枚目と同じ色ですが濃い目に刷って雰囲気を出しています。見た感じものっぺりせず、色の変化もありいい感じだと思います。この辺りから作り手のセンス、感性が出てきます。どのように作るかは自由なんで自分が良いと思うように作ればよいのです。
薄いグレーで軽く刷ってあります。
ここでも工夫します。同じ型で腹の部分だけ青色でボカシを入れてみました。こうすることによってより鮮やかでかっこ良くなります。この選択も自由です。してもしなくてもいいんですが、手間を加えればいい物になるということなんです。
同様に6枚目の型でも同じようにしました。柄が繋がってきます。1枚の型で作ると腹の線はでないことがわかりますか?
2枚1セットだからこんな感じになるのです。
7枚目です。もう何の柄かわかってきましたね!糸目の型ですがここでも工夫します。全体的に薄く刷ってあるだけなんですが・・・
細い線の型を糸目の型といいます。
こちらは7枚目、8枚目が終わった状態です。比べていただくとすぐにわかりますが、爪、顎、尾の部分を濃く刷ってあります。こうすることにより柄が立ってきて見栄えがします。ボカシの応用です。
9枚目。次は炎というか雲というか・・・この型も2枚1セット。根っこからボカシしたり、先っぽからボカシしたりします。その方が雰囲気がでます。
躍動感がありますよね!
11枚目、最後の型です。目、爪、などに金色が入ります。糊なんですが刷ってます(汗) 輪郭などかすかに光るように金が入っているのがわかるでしょうか?※普通は糊はこまべらを使います。
これで型での作業は終わりです。
突き針で目を描きます。命を吹き込んでやります!!位置によって表情がかわるので結構気を使います・・・
手、震えてます(-_-;)
他に手直しできる所はこのときに全て終わらせてしまいます。
樹脂系の染料を使うと型も痛みが早くて固まると取れなくなるので使ったらなるべく早く洗うようにします。
後は業者さんにお渡しするだけです。
このシャツは白地で、後、ピースなどで加工したりします。そして、空蒸し、水洗、タグ付けが終わりちゃんとした商品になると店頭に並びます。
この龍の柄は「懐kai-ko」というブランドのものです。東武百貨店や近鉄百貨店、他においてあります。この柄に関してはすべて私が描いています。今回無断で使用したのでちょっと問題アリかもしれませんが、友禅染めの流れがどんな感じかわかっていただけたんではないでしょうか?
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糊~③~
今回のはちょっと簡単に紹介しておきます。
色が付いていてその色に染まります。防染剤は入っていないんで糊が薄い色で濃い地色で染める場合は伏せをしないと通してしまいます・・・
長く使わずに放っておくとカビが生えたりします(-_-;)これからの時期、要注意です(汗)
我が社で使ってる金のりは今まで紹介した「糊」とは全く異なり、樹脂系です。つまり蒸しをしなくても生地に食らい着きます。樹脂系ということで、「白のり」以上に詰まりやすく洗っても取れなくなります。目詰まり厳禁なので気をつけなければなりません・・・
通常は冷蔵庫に保管してあります。「ゴフン」といえば強烈な臭いが特徴ですが、こちらは無臭!!!使ってても気になることはないです。
もちろん白く染まります。ただ地色が付いている場合はぼんやりした上がりになります。
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2006年5月24日 (水)
クーラーの洗浄

今、クーラーを業者さんに掃除していただいてます。物凄く汚くて、洗浄液を入れたら中でこびりついていた染料がダラダラと滴れてきます。おそるべしピース!これで夏場快適に過ごせます!
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2006年5月23日 (火)
2006年5月22日 (月)
糊~①~
ずっと「糊」「糊」・・・・と書いてきましたが、「糊」はいろんな種類があり用途により使い分けをします。 少し前に「上伏せ」「下伏せ」などと書きましたが、他にもあるので紹介していこうかと思ってます。
まず、防染糊は、まずいつ使うかなんですが、地色を出したい時に使います。前に紹介した「せきだし」の写真を見てもらえればわかりますが、「白のり」で描き、乾いてから刷毛で汁の染料を入れていく、というパターンです。刷毛で染めた部分は色が着き、「白のり」で描いた部分は地色がそのまま出ています。
もちろん「せきだし」だけではなく、様々な染めに対応し、我が社では一番用途が多い糊の1つといえます。
しかし欠点もあります。防染剤が溶け切っていないのか、染料カスみたいなものも多くて型に詰まりやすく、穴が開いた状態になることがあります。穴が空くと染料が通ってしまいます。「あがり」を見たら汚れているようにしか見えないんで気をつけなければなりません。
また、乾きが早いので、型にも詰まりやすく、頻繁に型を洗わなければなりません。型を送っていくと段々、線が細くなったりして、仕立てた時に柄が同じようにならなくなったりする原因になります。しかも白く浮かび上がるようなイメージでシンプルなものが多いので細くなったりしていたら非常に目立ってよくありません(>_<)
写真の防染糊は主に「しごき」に使われることが多いですが、「引き染め」に対応しているものや、「ハイジット」、通称「黒んぼ」と呼ばれるものもあります。これはまた機会があれば紹介します。
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2006年5月20日 (土)
雨、湿度…
5月に入ってよく降りますね(>_<) 五月晴れって感じの快晴ってあったでしょうか?友禅染めはもちろん室内の仕事です。しかし気候の影響はかなり受けます。夏、雨、梅雨など湿度の高い時は糊の乾きも悪く作業が思うように進みません。また、糊などの染料はすべて薬品で作られているわけではないので使わないで放っておくとカビが生えたりします(>_<) ゴフンはさらに臭くなり室内は異臭騒ぎになります(;-_-+ 板も反ってきたりします。型が浮いたり星が合いづらくなったりと作業がしにくい状況になります。 では乾燥してる方がいいのかと言えばそうではなく、糊を描く際、詰まりやすくなります。糸目や樹脂系、防染系の糊は特に詰まりやすく型一回使ったら洗ったりしなければならなくなります。地貼りもひっつきにくくなるし、特に寒い時期には苦労します。乾燥しすぎても板は反ります。雨は気分的にも特に嫌ですが、天気は毎日変わるもの。こればかりはどうしようもないです(^^ゞ
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2006年5月17日 (水)
トラブル①

トラブル発生しました(泣)これは「吊る」という現象で、「しごき」の場合よく起こります。生地に何らかの力がかかった場合、糸がひっくり返り、染めあがってない部分が表に出てきて白い線が浮き上がったように見えます。仕立ての際、針が入ったところからでもなる場合があります。当然クレーム対象で、染め直ししたりして直します。 似たようなトラブルに「スリップ」と呼ばれるものもありますが、今度なった時に説明します。もちろんワザとするわけにはいきませんので…私が怒られます(>_<)
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2006年5月16日 (火)
2006年5月15日 (月)
板洗い
板は使っていくと段々荒れてきます。荒れる、っていうのは、板には敷糊というのがされています。そしてトロと言われる物を使って地貼りをします。板に付着している糊嵩が増えてくるとひび割れを起こします。この状態を「荒れる」といいます。イメージはカサカサの角質みたいな感じです。
こうなってしまうと色々と弊害が出てきます。例えば、生地の下に潜り込んだ時に「ベタ刷り」や「ピース」などムラ無く染めることが求められているのに、生地に角質の柄が浮かび上がったりします。また、地貼りの時、トロなどが中に入ってしまい、生地にトロが染みたりなど汚れる原因となります。
こうなるとどうしようもないんで板洗いをします。外に出して一気に水洗いして糊を落とせればいいんですがそんなスペースは我が社にはないので次の様な方法で板洗いを行います。
まず、水漏れしないようにシートを下に敷きます。(※2階) そしてバスタオルなど、大き目のタオルに十分に水分(お湯)を含ませて板全体にかぶせます。そして糊を熟ませ(ふやかせることです)ます。そして「コソゲ」の大きいものでゴシゴシ板を擦り糊を取り除いていきます。
この作業を繰り返し、しっかり糊を落とします。1枚の板でバケツ半分くらいまで糊が溜まります(-_-;)
そして持ち板すべてにします。かなりの重労働です。
この写真は洗って、完全に乾いた状態です。糊も落ちてきれいになってますがこれでは仕事に使えません。
板洗いをして乾いた後、まずペーパーヤスリ(電動ヤスリないんです・・・)で板の表面をツルツルにします。しっかりヤスリをしたら次に墨打ちをします。墨打ちとは生地を真っ直ぐ貼る為の目安になる線のことです。これを墨汁で書いたら、その次は「敷糊」をします。「敷糊」をしないと生地を貼り付けることはできません。
「敷糊」は「ネバ」と呼ばれる糊でします。これを板全体に、デカい「コマべラ・改」、のようなもので塗り、乾けば塗る、を3回程度繰り返します。
そして丸1日乾かせば仕事に使える状態になります!
板洗い10枚するのに1週間以上かかってしまいます(>_<)
私は社員なんで問題ないんですが、「受け取り」と呼ばれる完全歩合の職人さんにとってこの作業はかなり辛いです。なんせ一銭にもならないですから・・・・合掌(チーン)
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2006年5月11日 (木)
伏せ・・・
着物の地色が濃い色の場合、一般的に白生地を使います。黒地になんぼ色付けても鮮やかにならないからです。そんな時は「伏せ糊」で「伏せ」をします。汁を使って染めて、後に地色を染める時は必ず使います。
「伏せ」は「下伏せ」と「上伏せ」があり、異なる糊を使います。写真は「下伏せ」をして、下伏せ糊が完全に乾いている状態です。上伏せ糊は性質上、色を喰ってしまうので、それを防止する為にまず下伏せ糊を使います。下伏せ糊は地色を染める時にその色を通してしまうので下伏せの上に上伏せ糊を置きます。
伏せ型ってのがあって、下伏せ、上伏せ、共に同じ型を使います。
こちらは、上の写真の状態から、上伏せを置いた写真でまだ乾いていません。下伏せが白色で乾くと透明なのに対し、こちらはややクリーム色をしています。
この糊は地色を通さないんで型と柄はキッチリ合わせて描かないといけません。ずれているとその部分だけ地色が乗らなくなります。糊は厚めに描きます。薄いと染料を通す原因となります。
そこで、「上げ描き」をします。「上げ描き」とは、糊を盛る時に使い、型で糊を盛り気味で1度描いた後、一点を指などで抑えて型を浮かします。柄が全部浮くようにして、全く同じ場所に下ろしてもう1度描きます。こうすることによって糊に厚みが出て、しかもある程度均等な高さになります。通し易い地色で染める場合は普段より厚めに上伏せ糊を置くようにします。
「ひっこ」は前に道具紹介してるのでそちらを見てください。
上伏せ糊が乾きすぎると巻き取る際、割れたりして、地色を通す原因となります。ひっこを撒くのは適度な湿度を保つ役目もあり、巻き取る際、糊が生地に付かなくする役目もあります。熱を逃がしにくくなったりなど蒸しなどにもいい影響を与えます。
ほどよく乾いた状態で前回紹介したシートを乗せ、巻き取り、「しごき」「引き染め」に出して地色を入れてもらいます。
「しごき」とは友禅糊を生地全体に置き地色を染める技法。「引き染め」とは刷毛(汁)で地色を染める技法です。それぞれに味があり、よいところがあります!
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2006年5月10日 (水)
道具紹介~その⑭~
ミクロン紙とかナイロンとか人によって言い方は様々です。
これは糊を使って染めたもの(特に伏せ糊を使った場合)を巻き芯に巻き取るときに生地の上に敷きます。理由は生地に汚れが付かないようにする為。そして、極端な糊の乾燥を防ぐため。
割れたりしたら染め難がでたり、引き染めやしごきなど、地色を染める時にその色が差し込んできます。大きければ大きいほど割れやすく適度な湿りが必要です。しかし全く乾いてないと生地に汚れがついたりするんで程々で見極めて巻き取るようにします。
かなり使ってるんで芯に近い写真ですが、新しいのは結構重く、生地の上を転がすとその重みで引き染めしたら痕跡が残ったりしてしまうんで注意しなければなりません。せっかくきれいに染めてもちょっとした不注意で台無しになりかねません。
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2006年5月 8日 (月)
胡粉(ゴフン)
ゴフン・・・
レーキと呼ばれ、白く染める為の染料です。糊と汁があります。
今日は糸目を書いて刷りでゴフンを描いたんですが・・・・・
これがすんげ~~~臭い(-_-;)
成分は卵の白身とか殻とか入ってるらしいですが詳しいことは知りません(^^ゞ
我が家の工場では冷蔵庫に入ってるんですが、「この方がよく付く」と年配の職人さん。常温保存なんで発酵してるんです(-_-;) 工場中すごく臭いがこもってて鼻がもげるかと思います。なんて言ったらいいのか(>_<) 死臭とヘドロの臭いを足して2で割った感じなんです(泣) 今度お客様が来た時に使ってみようかな!?そんなイケズしたら怒られるでしょうか?(笑)きっと2度と来られなくなるでしょうね(^^ゞ
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2006年5月 1日 (月)
星

「星」です。型の柄の端の上下にあって、これを目印に型を送っていきます。ダイヤや三角、四角などの形がありますが、これはただの目安で、その下に小さく点があり、それにあわせていきます。形が違うのは「カッパ」ってのを防ぐ為で、板を引っ繰り返したら上下逆になります。それを間違えにくくするためです。ダイヤなどの星がある型は比較的最近の型で昔の古い型は点だけ、しかもあわせにくかったりします。古くて縮んだりしてると全然合わないので苦労します(>_<)外側にあるのが「送り星」 内側にあるのが「合わせ星」って言うたりします。見にくい型、合いにくい型は辛くて、うまく合わせないと「(ひき)ずり」がつき、生地を汚す原因になります。「ずり」とは、型の裏に染料がついてて、生地の上で引きずった時にできる汚れのことです。しっかり残るので厄介です(>_<) 星の色は見やすい色ならなんでもよくて、汁、糊どちらでもいいです。
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2006年4月28日 (金)
秦荘紬
先日まで定番の帯を作ってて今日から帯裏を作る予定がいきなり変更になってしまいました(>_<) 秦荘紬っていう手織りの生地に柄柄を乗せてって頼まれて急遽作ることになりました… すごくいい生地で何も手を加えなくても良さそうな気がするんですが(汗) っていうかかなり高価な生地なんでミスったらどないしよ〜〜〜〜(>_<) と、ちょっとビビッてます(>_<)生地の地色も4種類、帯も4本と、セットで出されてしまったんで1配色ですべての地色に合う配色も考えないといけません(・_・| 気が重い(>_<)
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2006年4月25日 (火)
節・・・
○○紬など、手織りの生地によく見られます。多い少ないの差はありますが・・・ 肌触りなんかは最高です!
・・・・・しかし、これが生地難と言われるクレームが多いんです。こんな生地なんで多かれ少なかれあります。仕方ないものなんです。「無いのはないのか?」っていわれても・・・そんな生地は染めて売りに出てる卸値より高額ではないでしょうか!?詳しいことはわからないですが・・・
まぁ、お客様がこういうクレームを出すことはさほど問題ないんです。気に入らないのであれば購入されなければいいし、やはり高額な商品なんで納得して買っていただくのが理想だと思っているからです。
問題なのは小売店などの仲介業者からくるクレームです。着物を売る立場の人間がこんなことすら知らないってことが問題です。お客様からのクレームは殆どが小売や仲介業者にいきますが、その生地を購入し染色してる我が社にまでクレームが降りてきます。普通に考えたら仲介業者で処理できる問題であって、売る時にお客様にちゃんと説明しておけば済む問題なのに、何故?帯でも言えることです。仮仕立てして、何人も試着した後に「ダブり直し」というクレームがきます。そりゃ何度も試着したらシワの1つや2つできます。本仕立てしてるんではないし、そんなことすらクレームがくるってこと自体おかしいとは思いませんか?情けなくなってきます(>_<)
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2006年4月24日 (月)
道具紹介~その⑬~
長さはセンチではなくすべて尺(しゃく)って単位でセンチとかインチとかは使いません。1丈(じょう)といえば10尺、1尺は10寸(すん)、1寸は10奉(ぶ)となります。漢字合ってるかな(汗)またちゃんと調べておきます(^^ゞ
帯の場合、太鼓が3尺6寸、そこから2尺8寸が腹になります(袋帯の場合)このように測ってから作っていきます。
絵羽や着尺の場合も袖、身、奥身、襟など寸法が決まってて尺、寸で測っていきます。仕立ての時にどの部分がどこになるか大体決まってるんで、染める時に繋ぎ目などあらかじめ測っておいてから染めます。
こちらはタッパ・・・・ではなくて、その下にある木でできたもののことで、名前は・・・知りません(汗)剣先で生地を止めておくものです。
着尺の場合、板の裏表に生地を貼る事になり、剣先が折り返し地点となります。生地はある程度引っ張りながら貼るので、ひっくり返した時に、トロから剥がれて落ちたり、たるんだりしないように剣先にこの道具をはめ込んで止めておきます。扱いはやはり注意が必要で雑に扱うと剣先を傷めてしまう原因になります。
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2006年4月23日 (日)
道具紹介~その⑫~
こちらは「石灰棒」 ただの木の棒です。
糊をかき混ぜるために使います。水入れて柔らかくしたりして使います。
染料を配合する時に使うのは白いおなじみの石灰棒ですよ(^^ゞ
左側のはクリップを伸ばし、突き針の針で長くています。
通称「エン針」って言います。
どちらも型の端に装着して、型を少し浮かす為に使います。
柄を続けて描くときに乾いていない糊の上に型が重なってしまって汚れたり剥げたりします。それを防ぎます。右側は枠型、左側のはそれ以外の型の時に使用します。型の口が入り込んでいたりギリギリの場合はかなり気を使います。
1型飛ばしで描くことが多いですが、時間的な都合、これから梅雨の時期なんか湿気が多くて糊の乾きが悪くなり仕事がスムーズに進まなかったりします。そうした時に一気に描いたりできるので、あまり使いたくない道具ですが、時間短縮できます。
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2006年4月21日 (金)
お客様・・・
東京から来られて商品がどうやってできていくのかってな説明と実際に志毛引きと型染めの糊置きの体験をしていかれました。
午後からはまた別の得意先の方々5名がきて、2名の新入社員の研修の合間に寄っていかれたようで、様々な説明を熱心に聞いておられました。
先週も埼玉から得意先の方2名とお客様3名が来られて体験していかれました。
どの方も貴重な経験をされたんではないしょうか??
売り手も買い手も、着物がどのようにしてできていくのか実際に見て知ってる方はそれほどいらっしゃらないんで良かったと思います。着物といえば高額なイメージがあり、仲介業者がたくさん取ってると思われています。実際間違ってはいないんですが、それ以前にこれだけの技術、手間がかかっていることを実際自分の目で見ることにより体験することによって少しでも理解してもらえる貴重な時間だと思っています。売り手の方はどのようにして作られているか、熱心にお客様に伝えれるようになるし、実際購入されたお客様は自分の持ってる着物や帯が作られていく過程を見て、体験することによって、より愛着を感じていただけるんではないでしょうか?
今日は午前中、指導、雑用などで潰れ、仕上げてしまわないといけない仕事が大幅に遅れて残業してました(>_<)でも、お客様が来ることに対しては賛成で、文化、伝統産業に触れられる機会があって、喜んでいただけるのはすごくこの業界にとっていいことだと思っています。でもあまり頻繁にこられると仕事にならないんでほどほどでって感じです(汗)
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2006年4月20日 (木)
樹脂板…

今日の昼休みに樹脂板のテープの張り替えをしました。樹脂板とは、板に両面テープを貼り、糊(トロ)を使わなくても生地を貼れる板のことです。染める柄などによって通常の板、樹脂板は使い分けします。それぞれ、メリット、デメリットがあるわけですが生地を貼ることに関してはこちらの方が楽です。写真はテープを貼り終えたとこで、置いてある道具で空気や水を抜き、起伏の無いようにしっかりと真っすぐに貼っていきます。手順はまず、板に噴霧器で水をまき、左右に振らないように両面テープを貼って、最後に空気や水を抜いていきます。水を撒くのは一時的な粘着力抑制、水と一緒に空気を抜くってな感じでこの時しっかり抜かないとテープが浮いてきたり、段が出来たりして後々トラブルの原因になります。結構大変な作業で2人で1枚の板を貼るのに1時間くらいかかります。完全に渇き、しっかりくっついてから上のテープをはがします。使わないときは埃やゴミが付着しないようにシートをしておきます。粘着力が弱まってきたらスプレーの糊や樹脂をシンナ ーで溶かしたものを使い粘着力を復活させます。ゴミ等が付着して染色に影響が出る状態になれば貼り替えってことになります…
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2006年4月19日 (水)
道具紹介~その⑪~
こちらは「ナキドメ」です。モロに書いてありますね(汗)
これは刷毛を使って刷る時に泣く(にじむ)ことを防ぐものです。水飴みたいな感じで染料の汁に対し10%くらい入れて粘り気を出します。柄によって入れる量も変わってきます。これは液体タイプですが、粉末状のものもあります。粉末状のものはCMCとか、デンプンとか、成分に関してははっきりとは知りません(^^ゞ
こちらはかき混ぜるものです。特に名前はなく、「かき混ぜ君」とでもしておきましょう(笑)一応写真のタッパの右のものです。泡立てて使うわけではないですが混ぜやすいような形になっています。左の茶漉しは「ピース」を使用する際、染料を入れる時に染料カスが入らないようにするために使用します。カスが混入すると詰まったり、染ムラや故障の原因になります。
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2006年4月18日 (火)
剣先入れ…

板には「剣先」ってのがあります。『<』←こんな感じで板の前が段々鋭くなっていて着物を染めるときに隙間が出来にくい構造になってます。『⊂』←こんな感じで丸いと隙間が出来やすくなり他の部分は柄が詰まってて、ここだけ空くと目立ってしまいます。柄によってはうまく繋いだり、さほど影響がなかったり、テープ等を貼ってわざと剣先を出したりしますが、型の口の部分が入り組んでたりすると、こうして生地の真ん中を出し、その部分に1型分だけ先に染める「剣先入れ」をしてから地貼り(生地を貼ること)して染めていきます。「剣先入れ」には先入れと後入れがあり、この場合は先入れです。糊1つだけなら先入れが多いですが、重い(型枚数が多い)柄などは後入れが基本になります。先入れの場合、地貼りが大変になります。真っすぐきれいに貼らないと口が合わなかったり振ったりしてとんでもないことになります。 ちなみにこの柄は蜘蛛の巣(通称:ガクト)です。ガクトさんに着て戴いている柄です。知る人ぞ知るって感じでし ょうか(^^ゞ
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2006年4月16日 (日)
道具紹介~その⑩~
こちらは「志毛(シケ)刷毛」です。
型染め友禅とはちょっと離れますが、一応紹介しておきます(汗)
「志し」と「毛」で「シケ」、つまり志しが真っ直ぐでないと、真っ直ぐな線が引けないんですね!なんてホントかはわかりませんがうまいこと言うたもんです(笑)
こちらは友禅の丸刷毛と違い、刷毛足を出しつつ真っ直ぐな線で表現します。前に載せた矢絣の写真を見ていただければわかります。あれで3色使ってます。
こちらはスクリーン印刷をするような長い板に「スケール」と呼ばれる金具を使い線を引いていきます。汁持ちや、写真を見ていただければわかりますが刷毛のくくり具合で出来が変わってくる非常に繊細な仕事です。刷毛のくくり具合ですべてが決まるって言っても過言ではないでしょう。
長い板には両面テープが貼ってあり、それに生地を貼り付ける方法をとります。このテープにゴミがくっ付いていたらそれがキッチリ出てしまいます(-_-;)髪の毛ですら生地の下に潜り込むと厄介です。
そして刷毛足が命なんでこのように保管されています。
友禅で使う刷毛もそうなんですが、染料が毛に染み込んでしまうので使う色だけ刷毛も必要になります。使い込めば当然毛は減るので消耗品です。新しい刷毛と古い刷毛で染料の付き方も変わってきます。
同じように作り同じように染めて、同じ柄でも完全に同じ物は作れないものなんです。
それがきっといいんですけどね!
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2006年4月15日 (土)
紗刷り

今日は「紗刷り(しゃずり)」ってのをしてます。型に「紗」と呼ばれる網目のものが貼られています。糊を置くような型にはこのような紗が貼られています。それを刷りでします。柄に網目が浮かび上がるように刷っていきます。染料を持ちすぎたり強く刷ったりするときれいに紗が下りないので気を付けて刷らなければなりません。だが、しかーしっっ!金糸銀糸がふんだんに入ってる帯生地なんできれいに紗がおりません( ̄□ ̄;)!!微かにわかる程度です…っつーかよく見ないとわかりましぇん(>_<)何のための紗刷りなんでしょう(泣)
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2006年4月14日 (金)
今日の私は…

着物以外にこんなこともします。こちらはデニム。これに型を使い刷毛で描き、地色を染め直します。はぁ…なんでもアリなんですよね(>_<)
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2006年4月13日 (木)
帯裏作り…

先日まで作ってた帯とは別に、新たに3種類帯を作りました。ほんま新作オンパレードです。各7本で21本なんですが、我が社の基本は袋帯。当然帯裏ってのがあります。ただ単に生地を貼り合わせるだけでは芸がない、みたいな感じで金糊を置く作業をします。今回は新作と言うことで帯裏も新しい柄を作れ(当然3種類)との指示。これがなかなか厄介なんです。表で使われてる柄、高価な帯などに使われてる柄は当然使ってはいけなくて、それ以外の柄を型にテープ等を貼って作ります。あまり手をかけてられないんで簡単にできることが最優先になります。しかし何でも良いわけではないので、手がかからなく、それなりに良い物を作り、さらに裏帯ですからあまり目立ってもいけないんです。これって結構難しいんですよね。色んな色合いの変化を使うことは苦手ではないんですが、単色での表現はシビアです。自分では納得できなくても他人が見たら普通だったりするので気にしないようにはしてますが(^^ゞ
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2006年4月10日 (月)
道具紹介〜その⑨〜

これはバケツです(笑)いやいや、中身は「ひっこ」といいます。おがくずのもっと細かいものです。これはしごきや伏せ糊を描いたあとに振り掛けたりします。乾きが早く次の作業にかかりやすい、とか、蒸しの時、均等にしかも高温になる、とか効果は色々あるようですがあまり詳しくはわかりません(^o^; 主に仕上げの時に使いますが、糊の上に「ひっこ」をまいて前回紹介したワラボウキではいて万遍無くくっつけていきます。あまり箒を立てて掃くと糊までエグっ




















『唐辛子』です

















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