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2012年5月31日 (木)

KATAGAMI

ご無沙汰しております。

今日は型紙を見に三重に行ってきましたcar

いつもお世話になっている型屋さんに行く前に資料館と伝統工芸館に立ち寄って見学eye

寺尾家という江戸時代の生産販売を行っていた型紙問屋の町屋を鈴鹿市が譲り受け、型紙資料館として解放しています。

資料館では運よく型を彫っている方の作業を見ることができましたsign01
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型紙を5枚重ねて一度に彫っています。
半円の刃の道具で下絵が描かれている型紙の幅1尺×3寸くらいの柄を彫るのに
4日くらいかかるということでした。

この方は5年程の経験があるそうですが、この仕事をされているわけではなくこういった伝統工芸の技術の保存、後継者育成などの事業でされているということでした。

見ていて気が遠くなる作業で改めてものづくりの大変さを感じました。

次に伝統工芸館に行ってきました。

こちらでは型彫に使われる道具や型紙の作り方、他には鈴鹿墨などが展示されていました。

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300年以上前の型。

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型紙の製作方法などの展示

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こんな感じで見学をして

お昼からは型紙屋さんに行ってきました。

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ものすごい膨大な枚数の型紙

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今回は古めの型を探しに行きました。
大体明治時代のが多いということでしたsweat01

当然全部見切れるほど時間もなく3時間ほど滞在して1/20も見れないままでした~

型紙は世界に誇れる芸術品です。
実際この柄に影響された海外の芸術作品、また日用品に至るまで様々な使われ方をしているようです。

昨年度の着物生産の割合では手描き、型染めが全体の1.5%程度しかないということでした。
もちろん作業効率からインクジェットやローラー捺染には生産速度で勝てるはずがありません。
ただ廃れていくこの業界で仕事として技術を残していくことは簡単なことではないですが、消えてなくなってしまうのはとても惜しいので何とかしていけたら・・・と改めて思いました。    

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