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2007年2月22日 (木)

クロス

クロス

またまた新しい帯作りをしてます。今回は更紗を取り入れて製作中です。昔に彫られた型をほじくりだしてきました(^^ゞ 古い型は糸目なども刷毛で刷ってました。今の刷り型はクロスと呼ばれ耐久性や伸縮に強いのですが、昔は和紙で作ってあり、使用の際、塩水で型の裏表を塗り、重ねてシートをして乾燥しないようにしました。その後、半クロスと呼ばれる型紙できて今使ってる型もそれです。こちらは和紙とクロスが半々で作られてる感じで、一応糊を置くことも可能になりました。塩水を塗ることはないですが水に浸けておかないと使えません。そして今の型のように星を取り1型飛ばして描くことも出来ません。なぜなら乾燥すると縮むので柄が繋がらなくなるためです。かといって乾燥したまま描くとゴワゴワのシワシワで型を破る原因になり作業がままなりません…そこでエンバリを使用しますが、これが難しく星は合わせにくいしギリギリまで柄が彫られてるのでねぶりやすいんです…きれいに描く昔の職人さんはすごいな〓って思います。

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棒跡

棒跡

雪輪の帯がようやくできました。なんだかんだ時間がかかりました(>_<) 蒸しに行って戻ってきたあがりに棒跡があったんです…棒跡とは蒸しの時に生地を吊す棒の部分に他の部分以上に蒸気や熱が加わり、染料のが濃くなって横に線が入るような染めムラができてしまうことを言います。きっちり等間隔で痕跡が残り、当然クレームの対象になります。今回、せっかく作った帯にでたんですが、幸い目立たない程度で、検反には通るレベルです。帯では珍しいですが着尺ではこういったことはよくあって、柄が入ってたら目立たないですが無地染なんかは商品にならなくなります。またしぼり染め、浸染ではスレと言われるものが出る場合が多く染め上がりがイラついた感じてこちらもクレーム対象です。しかし濃い地色の場合必ずといって出るものなんでそのことを理解してもらった上で商品になります。またシケ引きの場合はおばけと言われるイラついた感じのムラが出現します。これは精練の時にきれいに洗えてなかったり油分が均一でなかったりすることにより出るものだと思われ
ます。これらは性質上回避不能です。生地を見ても染めるまでわかりません。しかし一度水洗してしまうと油分が抜けて染めやすくなりますが生地がぐったりした感じになり風合いが損われてしまいます。手染めの風合いだとお客様はもちろん、問屋や小売業の販売員の方にも理解して欲しいと思います…

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