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2006年12月 8日 (金)

ミスした時の職人言葉

今日、ようやく裏疋田が終了して、明日はその上に糊を置く作業。
ようやく神経を使う仕事から開放されます。
一緒に仕事をしている年配の職人さんが現在作られている「祇園祭」の絵羽。
超重い仕事を牛首紬で染めていました。
この上がりが素晴らしく良くて、見た目というか存在感というか、柄もいいし、生地もいい。
写真を撮り損ねたのが悔いが残ります。
現在仮絵羽に出しているので見る機会があるかないかなんですが、反物にすごいオーラを感じました。

さてさて、ミスした時に職人さんが使う言葉。
結構色々あるんです。
「ずり」・・・糊置きの際、星を合わせられず一度型を生地に置いた状態で星を合わせ直した時に型の裏に回った糊が生地に着いてできる擦れた汚れのこと。
「がちゃ」・・・糸目のカチン刷りなどで星が合ってない状態で刷ったが為に、綺麗に糸目にならずがちゃがちゃな感じになった場合などのこと。
「ず」・・・地貼りの際、トロが多すぎたり、綺麗にトロ刷毛で拭き取ってない状態で地貼りをしたが為、地色を染めた時(主に引き染め)に裏がマダラな状態になったりすること。
とまだまだ色々あります。それはまた気が向いた時にでも(笑)
意外とそのまんまな感じもするので知らなくても理解ができますが、語源不明のこの言葉。
「かっぱ」・・・剣先なしで板の裏表を振りかえなければならないのにそのままで送ってしまうこと(振りかえかっぱ)や、ステップの型をステップせずに送ったり、絵羽などの柄が合う部分の寸法を間違えたりetcetc  と、間違った時によく「カッパした!!」と言います。
何故カッパなん??
これがちょっと意味不明・・・
親方などにわからないように職人同士で通じる造語なのか、カッパの皿が裏向きだからなのか、はたまた全然違うとこからの語源なんだろうか・・・
謎です(>_<)

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