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2006年11月 1日 (水)

「おも」と「けし」

補足です。
前回「2枚けし」と書きましたが、何のことかわからないですよね(汗)
「おも」「けし」とは同一色を2枚以上の型を使って染める際に使われる言葉です。
昔の型で、糸目の摺りなどは2枚以上の型を使って摺りました。
これは円系のものを描けないからです。抜け落ちてしまうので・・・
例えば半円を2枚使い、円を描くって感じです。
競馬で言えば、黒三角▲なら1枚でできますが、△なら中に色が入らないし、1枚だと間が抜けちゃうので2枚使って描きます。
花柄など複雑な模様になると更に枚数が増えて3枚なら「3枚けし」4枚なら「4枚けし」と言われます。
糸目にかかわらず、摺りの場合は同色を複数枚描く事が多々あります。
更紗のようにわざと色の重なるところを作り段になるようにできているのもあります。
そして、糊を描く為のスクリーン型、枠型などは「紗」と呼ばれる網目があり、円形の柄でも1枚で描ける様になりました。しかし糊ものは型裏に糊が付着するのを防ぐ為に1型飛ばして描くことが多いです。1型飛ばしで描く場合にも最初に描く方を「おも」、間を埋める
2回目を「けし」と言ってます。
糸目にかかわらず伏せの時にもこの言葉が使われてます。

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