« 八掛 | トップページ | 嫌な記事・・・ »

2006年8月 3日 (木)

擦り疋田

現在摺り疋田の訪問着を作っています。
竹の模様をイメージしたちょっと変わった摺り疋田なんですが、厄介度合いは普通の摺り疋田と変わりありません。
ほんとに難しいんですよね・・・
摺り疋田とは、摺りで疋田を描いていくものです。型の枚数は様々ですが我が社のは3種類あり、3枚、6枚、7枚のがあります。今使っているのは6枚もので。3枚ものは未だに使われておりません。もちろん枚数が多い方が厄介で難易度も高いです。
実際ほんとに困難なのは小紋で、同じ濃度、同じ太さで一反染めなければならなく、訪問着のように一部に柄が入る場合は多少濃淡や太さに気をつけなければならないものの小紋ほど大変ではありません。
疋田とは鹿の子供の背にある白い斑点をイメージしたものと言われています。疋田鹿子(かのこ)と言われて、主にシボリに使われてます。
型1枚に木の枝の切れ端みたいなのが並んでいて、型を重ねていくと疋田の模様が出てきます。型の湿り具合、刷毛の汁の含み具合、刷る強さなどで全然変わってきます。
シンプルで派手さのない柄ですが、非常に味があり雰囲気、風格は群を抜いて素晴らしいものです。まさに職人技って感じがします。
私は小紋一反任せてもらえるほどの技術はないんでまだまだだなって思います・・・

|

« 八掛 | トップページ | 嫌な記事・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68573/2921214

この記事へのトラックバック一覧です: 擦り疋田:

« 八掛 | トップページ | 嫌な記事・・・ »