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2006年5月22日 (月)

糊~①~

ずっと「糊」「糊」・・・・と書いてきましたが、「糊」はいろんな種類があり用途により使い分けをします。 少し前に「上伏せ」「下伏せ」などと書きましたが、他にもあるので紹介していこうかと思ってます。

Nec_0049 こちらは「防染糊」、通称「白のり」です。

まず、防染糊は、まずいつ使うかなんですが、地色を出したい時に使います。前に紹介した「せきだし」の写真を見てもらえればわかりますが、「白のり」で描き、乾いてから刷毛で汁の染料を入れていく、というパターンです。刷毛で染めた部分は色が着き、「白のり」で描いた部分は地色がそのまま出ています。

もちろん「せきだし」だけではなく、様々な染めに対応し、我が社では一番用途が多い糊の1つといえます。

しかし欠点もあります。防染剤が溶け切っていないのか、染料カスみたいなものも多くて型に詰まりやすく、穴が開いた状態になることがあります。穴が空くと染料が通ってしまいます。「あがり」を見たら汚れているようにしか見えないんで気をつけなければなりません。

また、乾きが早いので、型にも詰まりやすく、頻繁に型を洗わなければなりません。型を送っていくと段々、線が細くなったりして、仕立てた時に柄が同じようにならなくなったりする原因になります。しかも白く浮かび上がるようなイメージでシンプルなものが多いので細くなったりしていたら非常に目立ってよくありません(>_<)

写真の防染糊は主に「しごき」に使われることが多いですが、「引き染め」に対応しているものや、「ハイジット」、通称「黒んぼ」と呼ばれるものもあります。これはまた機会があれば紹介します。

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